今回のコラムでは、"How are you?" と聞かれた時に使える言葉やフレーズを紹介していきます。
・fineは「構わない」「問題ない」「大丈夫」ですが、この表現を使う人の表情やテンション
によって意味合いが「実は不可」~「良」まで、大分変わってきます。
・goodはよく耳にすると思います。これもまた、言う人のテンションによって
「(ギリ)可」~「良」ぐらいまでカバーできます。
日本語の「結構です」「大丈夫です」のニュアンスも持っていて、
何かを断る時にも"I'm good"を使えたりします("No, thank you"よりも砕けた表現です)。
・wellは健康面や体調面で調子が良い時に使う表現です。
(その点、goodは自分の気分・ムードを表す時に使います。)
・okとalrightは「まあまあ」「可」「普通」です。
言い方次第では、goodと似た良さになります。
・not badは「悪くない」です。
Okとalright同様に、「普通」という意味合いでも使えますし、
言い方次第ではこれもまた「(むしろ)良い」という表現にもなります。
・greatはgoodの上位互換です。もしgoodが可~良だとすれば、greatは良~優。
ポイント① 相手の聞き方に合わせて答えると、おしゃれ
"How are you?" → "I’m well."
"How are you doing?" → "I’m doing OK."
"How have you been?" → "I’ve been great."
"How are you feeling?" → "I’m feeling alright."
【例外】"How are things?" → "Not bad!" Not badの場合は、それのみで返します。
ポイント② 「聞いて(気にかけて)くれてありがとう」を付け足すと好印象
"Thank you for asking."
"Thanks for asking."
ポイント③ 聞き返すのも好印象
"How about you?" または、
相手の質問を聞き返す("How are you?"など)
"And you?" も使えますが、キザに聞こえることもあります(洋画の吹替版の声で「で、君は?☆」)。
この三つのポイント踏まえた応答例:
"How are you doing?" → "I’m doing alright, thanks for asking. How are you doing?"
"How are things going?" → "Things are going great, thank you for asking. How about you?"
"How have you been?" → "I’ve been well, thank you for asking. How have you been?"
ポイント④ 自分の話をあまりしたくない時
実はあまり調子は良くないけれど、そこから話を広げられたくない時ってありますよね。そんな時は、爽やかな雰囲気を醸し出しながら "I'm good, how about you?"(調子良いよ、そちらは?)と返すと、話の焦点を自分から相手に持っていけます。ここでどんよりな空気を出してしまうと、本当かぁ?って思われてしまいます。
"How are you?" と話を切り出したのが自分だった時は、"I'm good."(など)の後に、次の話題をあらかじめ用意しておくとスムーズに話題の変更ができます。この際、話の焦点がまた自分に返ってきた時のことを考えて、また逃げを打たなくても良い話題を選ぶと◎("It's so sunny today!"「今日めっちゃ晴れてますね!」みたいな天気の話題など)。
次回は、調子があまり良くない時に使える表現を紹介します。
So, how have you been? フリートークレッスンのリクエストはお気軽にどうぞ!