「は」と「が」の使い方って外国人が一番悩むところだと思います。
「机があります」
「机はあります」
どこが違うの?って感じですよね。
文法の本を見てもいくつも説明が書いてあるし。
でも「は」と「が」もそれぞれのイメージを掴んでしまえば、理解するのはそれほど難しくありません。
まずは「は」。
これは単純です。
今から話したいこと、この文の主題を示します。
「わたしは」まで聞いたら日本人はみんな「今から私についての話が始まる!」と思います。
「今日は」=今日の話が始まる
「コロナは」=コロナについての話が始まる
では「が」です。
実はこれ、主題が始まる前の「状況説明」なんです。
「つくえがあります」
この文を聞いたら日本人は「この後に言いたい事が始まる」と感じます。
「いすはありません」とか「つくえの色は黒です」とか。
あくまで主題が始まる前の前提条件です。
私が小さい頃、この街はとても栄えていました。
私は小さい頃、結構可愛かったんですよ。
私についての話ではない場合、助詞は「が」、私についての話なら助詞は「は」です。