明後日5/6はCafetalk音楽発表会。
当日自分は裏側でお手伝いさせていただきますが、自分の最初の発表会はどんなだったかなぁ、と。
写真が出てきまして(瀬戸田・ベル・カントホール)・・・
右手はいいけど左肘が入っていない。楽器が正面すぎる。
今の自分ならアレやコレやと稽古してしまいそうです(苦笑)
それもそのはず、ヴァイオリンを手にして間もない頃で、一人で楽器を構えることすらままなりませんでした。
このとき、皆んな体の脇に楽器を抱えて舞台に上がるところ、自分は楽器を首に当てて、胸の前に下げて出ましょうね、と打ち合わせされたのに、ガッツリ弾く姿勢で舞台をトコトコ歩いたのであります。
お辞儀のときに気づいて楽器を下げましたけどね。(^_^;)
コンクールと違い、発表会は自分自身との闘い、自分の中のプライドを磨く体験です。他人に対するプライドは要りません。自分の最初の先生は「音我苦」と仰っていました。
よく海外の奏者は「Enjoy!」と言いますが、日本語の「楽しむ」とはちょっと違います。
「どうなるかと思った、ヒヤヒヤした」などその場の限界にチャレンジすることが「Enjoy!」です。
当日は控室から舞台袖まで皆さんがステージを「Enjoy!」できるようコーディネートしていきたいと思います。