ジャズスタンダード曲「September in the Rain」はロマンチックな雰囲気で人気の曲です。
タイトルは「雨の9月」ですが、歌詞をよく聞くと
「Though spring is here to me it's still September」と季節は春で、9月の思い出にひたっている、と。
少し距離があるからこそ、9月が愛おしいのかも。
日本だと9月は夏の終わり〜秋の始まりで、収穫の秋、食欲の秋という言葉が思い浮かびますが、
英語圏では「9月」のイメージが少し違うのかもしれませんね。
米国などでは学校の新学期が9月/秋スタートで、新しい友達との出会いの季節でもあります。
夏の暑さがおさまって、小雨などが降る9月の週末、デート日和なのかもしれませんね。
私のレッスンでは「歌詞の内容を理解して、どう表現するか」を大事にしています。
その為には文化的背景も含めて歌詞に書かれていることをちゃんと調べて、共有します。
歌う現場でのMCネタにも使える場合もあります。
歌詞
https://genius.com/Frank-sinatra-september-in-the-rain-lyrics