日本語だと「パーソナルコンピューター→パソコン」「スマートフォン→スマホ」のように元の単語の意味とは関係なく音だけ省略して新しい言葉を作ってしまうことがありますよね。
そして「スマホ」という呼び方が普及してしまうと、わざわざ「スマートフォン」と呼ぶことに違和感が出てしまうことも。時代が経ってしまうと「エアコン」「リモコン」のように元々の言葉が何だったのか分からなくなってしまうこともありますね。
英語にも略語のようなものはありますが、単に音だけをちょっと省略するやり方ではなくて、単語の頭文字だけを取って作ることが多いです。
パターンとしては
1、チャットやメールなどの文字での会話に使う決まり文句
for your information → FYI
by the way → BTW
let me know → LMK
など
2、ニュースなどで使われる新語
Black Lives Matter → BLM
Diversity, Equity & Inclusion → DEI
Make America Great Again → MAGA
など
前者は声に出して読むものではありませんが、後者は定着してくると普通にテレビニュースなどでそのまま読まれます。ただし元々の言葉の意味をちゃんと理解した上で使われるのが日本語とは違うところです。新しいトレンドにしたがってどんどん新しい言葉(略語)が出てくるので、最初聞くと戸惑ってしまいますね。
こういうのは英検とかTOEICとかのテストにはなりにくいと思うので、別の勉強方法が必要で、生きた英語に常に触れている必要がありますね。