歌い始める前の「MC(前説)」ですが、実はけっこう大事です。
・自分自身の緊張をほぐす
・自分の声をほぐす
・自分の簡単なプロフィール紹介
・リスナーとの間の緊張をほぐす
・曲の簡単な紹介をして、聞きどころを伝える
などなど
いきなり歌い出して、それでリスナーを圧倒出来れば一番かっこいいですが、
なんだかんだ言っても現場ではみんな少し緊張しているものです。
少しでも空気を和らげて、歌う、演奏する、聴く、雰囲気を作る必要があります。
MCは必要以上に長くなるとダルいし、だらけてしまうので、
言うべきことは事前にまとめて用意しておくべきですが、
セリフっぽくなってしまうと不自然なので、その場の空気感に合わせてアレンジしましょう。
一番いけないのは「言い訳」です。
「初めて歌う曲なので・・・」とか「あまり練習していないので・・・」とか。
そういうのはリスナーには関係ないことなので、やめましょう。
曲の紹介でよくあるのは
・作者の説明
・曲名の由来
・歌詞の内容を少し説明
・自分がなぜこの曲を選んだのか
など
ジャズスタンダード曲では、コスられまくっている逸話や豆知識も多いですが、
演奏する人達もリスナーも意外と歌詞の内容を知らないことも多いので、
ネタとして使えます。
ほんの数十秒ですが、MCから自分のパフォーマンスは始まっている、と自覚しましょう。
私のレッスンではこんなお話もします。