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Cafetalk Tutor's Column

kochan2243 講師のコラム

ブルースフィーリングを磨くなら「Summertime」を歌ってみよう

2024年8月3日

ジャズを歌いたいという人の中にも「どうもブルースは苦手」と言われる方がいます。
綺麗なメロディは歌えても、あのドロドロした雰囲気はどうも・・・という感じでしょうか。

いつかは絶対に通らなければならない「ブルースの道」。
より深いジャズの表現に辿り着く為には避けて通れません。
ボーカルアドリブ(スキャット)の場面でも使えます。
言葉でも理論でもなかなか説明出来ない「ブルースフィーリング」。

そんな方におすすめなのはスタンダード曲「Summertime」です。
ジョージ・ガーシュイン(白人)が当時の流行りモードであったブルース(というより黒人霊歌)の技法を取り入れて、それと出自であるスラブ系の哀愁メロディを融合させて書いた曲。

上品にバラードとして歌うことも出来ますし、自分なりに思い切りブルージーに歌うことも出来ます。
歌っているうちに段々とブルースフィーリングが身に付きます。
歌詞の内容も「失恋」とか「荒んだ生活」とかを描いたものではないので、重くなり過ぎません。

様々なリズムパターンにアレンジされて演奏され歌われているので、これ1曲を覚えるとレパートリーは4-5曲分に!

より詳しくはこちらに書きました。
https://note.com/kohji_yoshida/n/n7a6a150cb861

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