英語のニュースを聞いたり、英語で会話していて、全然聞いたことのない単語が出てきたら、
それはかなりの確率で「固有名詞」です。
現地ではみんなが知っているけど、日本では認知度の低い人名や地名、商品名や出来事など。
日本語で例えると「あのちゃんみたいな」「琵琶湖の水止めたろか」「カルピスは初恋の味」とか。
一時的な流行りのものもあるし、古いなぁと感じるものも当然ある訳です。
そのものズバリの意味ではなく比喩で使われることもあるので厄介です。
「(ロンドンの)ウェストエンド=劇場街」「(ロンドンの)イーストエンド=ガラの悪い地域」
「(テネシー・ウィスキーの)ジャックダニエルズ=孤高な男っぽさの象徴」
「メリル・ストリープ(大女優)=何でも完璧に演じられるので、逆にいじっても大丈夫」などなど。
普通の単語なら意味をなんとなく想像出来ますが、固有名詞は前後関係から推定するしかありません。
現地では当たり前過ぎて、辞書で調べても出てこないものも多いです。
そういうのを調べて、どういう意図で使われているのか知るのも楽しいですね。
私のレッスンではそういう話題も取り上げます。