今回のコラムでは、"Hello." "Hi!"などの挨拶から、まず最初に聞く/聞かれる"How are you?"について少し掘り下げていこうと思います。
・"How are you?"
「元気ですか?」「最近どうですか?」
目上の人にも使える表現なので、便利です。比較的発音しやすいのも利点です。
でも、これ以外のフレーズを耳にすることもあると思います。早速見ていきましょう!
・"How are you doing?"
"How are you?"と比べると少しカジュアルな印象(「最近どう?」)なので、
目上の人やフォーマルな場では、"How are you?"の方をおすすめします。
地域によってはareを省いて、goingのgを発音せず、"How you doin?"と言う人もいます。
・"How's it going?"
雰囲気は「最近どうですか?」よりは「最近どうよ?」こちらもカジュアルな表現です。
地域によってはgoingのgを発音せず、"How’s it goin?"と言う人もいます。
・"How are things (going)?"
「最近色々どうですか?」Things=物や事。
身の周りのこと/状況について聞いているニュアンスがあります。
ちなみに、goingを最後に付け足すと砕けた表現になります。
・"How is everything (going)?"
「最近色々どうですか?」Everything=全て。
こちらもまた、身の周りのこと/状況について聞いているニュアンスがあります。
また、goingを最後に付け足すと砕けた表現になります。
レストランで食事が届いて、食べ始めた頃に店員さんが様子を見にやってきて
"How is everything?"と聞いてくる時は、「お料理のお味はいかがですか?
(ご満足いただいていますか?)」という意味合いになります。
・"How have you been?"
「元気してました?」「どうしてました?」久々に会う人に使える表現です。
目上の人にも使えるので便利です。
・"What have you been up to?"
「最近どうしてた?」「最近何してた?」こちらも久々に会う人に使える表現です。
"How have you been?"より少し砕けた言い方です。
・"How are you feeling?"
「気分(感情、もしくは体調)はどうですか?」Feeling=感じることです。
時と場合によっては、体調について聞かれていることもあります
(もし、先週風邪をひいていたと相手に伝えた際に、"How are you feeling?"と聞かれたら、
それは『体調』のニュアンスを持っています)。
次回は、"How are you?"の応答例を解説していきます!