「男性ジャズボーカル」って女性に比べて少ないですよね。
ジャズボーカルというと、妙齢の女性がドレスを着て歌っているイメージでしょうか。
男性だってジャスを歌いたいですよね。本当に素敵にジャズを歌えば、男女は関係なく聴いてもらえるはずです。
お題に対する回答でいうと「モテます、ただし楽器を演奏するオジサン達に」と言えます。
ジャズスタンダードを歌う時にはボーカルの得意なキーに合わせて移調することが多いですが、女性キーに合わせると、原曲とは違うキー、あるいは楽器(特に管楽器など)が得意ではないキー、になってしまうことがあります。バリバリのプロ演奏者なら文句も言わずに合わせてくれますが、「このキーでは普段やっていないんだけど」「このキーでは練習していないんだけど」「このキーだとこの楽器の音域の美味しいところが使えないんだけど」と心の中で思っている人もいます。特にセミプロ、アマチュアの演奏者も加わる巷の「ジャズセッション」だと尚更です。
巷ではデファクトというか「教科書」みたいになっている「黒本(ジャズスタンダード・バイブル)」は楽器想定のキーで書かれていて、それは大体「男性ジャズボーカル」のキー(か少し低め)になっています。つまり男性の場合には移調した譜面を持ち込まなくても「「黒本のキーで」とか「原曲のキーで」と指定すれば、演奏者が慣れ親しんでいるキーのまま始められる訳です。
もちろん演奏者には女性もいますが、同様に大歓迎なはずです。
あとはイントロをよく聴いて、気持ちよく歌い出すだけです!
「男性ジャズボーカル」ぜひ始めましょう!