いきなりですが、おススメ学習参考書のご紹介。
初級文法を終え語彙力を増やしたい方へおすすめしたい本がこちら。
結構長いことやってるのに身近なことが何一つ言えない!と感じている方へはさらにおすすめ。
『韓国語似ている動詞使い分けブック』河村光雅 他 著/ベレ出版
例えば日本語の「かける」。韓国語で?
真っ先に思いつくのは ”걸다”でしょうか。では、
服をかける、声をかける、お金をかける、鍵をかける、掃除機をかける・・・
これらは全部 ”걸다” でいいでしょうか?
こたえは×。服と声は걸다 、お金は들이다、
鍵をかけるは(「鍵を」も要らなくて)잠그다、掃除機は돌리다といいます。
この本では、日本語の動詞が韓国語だといくつもの動詞に対応している例(その反対もあります)を挙げて、
とても分かり易く解説してくれています。単語のイメージが掴みやすくてかなりおススメです。
各ページにイラストがあるのですが、その絵がまたシュールッ・・・笑
単語のイメージをイラストにしているテキストはたくさんありますが、このテキストは
誤用がイラストになっているものもあります。こんな風に言っちゃうと韓国人にはこう聞こえるよ、
というのが可視化されるのは新鮮!!斬新!面白い!
上記の「かける」のページには、「掃除機をかける」は
「청소기를 걸다?」とあり、洋服に並んで掃除機がひっかけてあるイラストが載っています。
クスっと笑えるし、
청소기 は걸다じゃなくて돌리다,돌리다, 돌리다・・・と何度も書いて覚えたりするより、
スッと頭に入ってきてそして長い時間とどまってくれます。
皆さんからたくさんリクエストいただく作文レッスンの例題もよく、
ここからヒントをもらっています(手の内は全て明かすタイプ)。
この本はシリーズで、他にも『似ている形容詞・副詞使い分けブック』と名詞版もありますよ!
皆さんのテキスト選びの参考になれば幸いです!