最近やっと韓国ドラマ「イルタスキャンダル」を見始めました。
相変わらず遅い・・・。流行にはいちいちついていけないタイプ。
そこで、普段会話ではあまり使わないけれど韓国人なら常識で知っている言葉がいくつか出て来たので
ご紹介しますね。
最初はこれ(第一話 開始早々)
「누가 이 대한민국을 고요한 아침의 나라라고 했던가」
直訳すると
誰がこの大韓民国を静かな朝の国と言ったのか
となります。
ちなみに日本語字幕は「韓国に静かな朝はない」くらいになっていたかと思います。
ご紹介したいのは「고요한 아침의 나라」
この言葉は辞書にも掲載されている、韓国・朝鮮を象徴することばです。
免税店で売っているお土産品に書いてあったりします。
そのくらい韓国ではメジャーな言葉で、고요한 は 고요하다 は静かだ の
連体形、아침의 나라 は朝の国 で、静かな朝の国となります。
そして次は 치맛바람 (スカートの風)
こちらは お総菜屋さん2人の会話で出てきます。
この「スカートの風」とは女性のスカートから沸き起こる風という意味で
でしゃばる女の人、もしくは教育ママ的な態度をあらわす言葉です。
イルタスキャンダルは塾講師のお話なので、教育ママを皮肉って使った言葉です。
日本語字幕では特に触れてなかったかな・・・(記憶があやふやですみません)
スカートの風については 20年位以上前に呉善花さんが
書かれた本のタイトルになっていまして、何冊かシリーズがありますが、
韓国女性と韓国社会について書かれた本です。ご興味ある方どうぞ。
ドラマから脱線してしまいましたが、、、
韓国語学習者の皆さん、イルタをご覧になる時は是非日本語字幕には出ていませんが、
고요한 아침의 나라、치맛 바람 も聞き取ってみてくださいね!