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受験シーズン ひきこもごも【悲喜交交】の使い方間違ってない?

Среда, 9 Март 2022 r. 17:38

受験シーズン真っ盛り。
画面には合格した喜びいっぱいの受験生の様子が映し出されている。
その一方で映し出されはしないが、悲しみで涙にくれる受験生も多くいるはずだ。全国のいたるところで本当に悲喜こもごもの合格発表が繰り広げられている。

この場合、喜んでいる受験生と悲しんでいる受験生が入り乱れて合格発表が行われているという意味で使おうとした「悲喜こもごも」だ。

しかし「ひきこもごも」を漢字にすると「悲喜交交」。

悲しみと喜びとが、かわるがわる入り交じることを言うので、1人の人間の心境について用いるのが正しい。一人の人間が喜びと悲しみを味わうことなので合格発表という場面で用いることができる言葉ではない。

「今春は、自分にとって悲喜こもごもの出来事があったが、一番うれしかったのは、志望校に合格できたことである。」と言えるように。受験生がんばれ!

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