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Cafetalk Tutor's Column

Nqtsumi.A 講師のコラム

副詞の綴り~いつまでたっても曖昧なままなんです~

2024年12月17日

Coucou

先日、フランス人の友人に手紙を書いていました。Wordを使って書きました。
そうしたらどういうことでしょう、赤の波線が見えます。しかも副詞にばかり。

ちょっとおもしろいと思ったので、私の綴り間違いを共有したいと思います。

綴り間違い❶ Ironniquement 
(正しくはIroniquement)

なぜかnを連続で使用してしまうのが私の癖のようです。" en prennant" (正しくは en prenant)でも同じことが起こっていました。この綴りが妥当だと思うに足る理由があるから、こう書くのでしょう。でもそれが何かまだ解明できていません。

綴り間違い❷Troixièmement 
(正しくはTroisièmement) 

"x"と"s"を書き間違えていますね。
まず、間違いの理由としては"Deuxièmement"につられていると考えられます。
 " Premièrement" " Deuxièmement" " Troisièmement" なんて唱えながら覚えましたからね。

しかし、ほかの理由も考えられます。 これらのAPI(国際音声記号)を見てみましょう。
Deuxièmement  /dø.zjɛm.mã/
Troisièmement /tʁwa.zjɛm.mã/

" Deuxièmement"も"Troisièmement"も/z/と発音しているのがお分かりになりますでしょうか。
/z/と発音するときに"xi"と書くんだと、私の頭にプログラムされていたのでしょう。
この規則は"Deuxièmement"でまかり通っていますから、そりゃあ間違えますよね。しょうがないですね。

といいたいところですが、教える者としては間違いは無視できません。

それに、やはり綴りはきちんと書けるに越したことはありません。
なぜなら、せっかく素敵な内容を書いていても、綴りの間違いに読み手の注意が向いてしまう可能性があるからです。そんなのもったいないですよね。

みなさまお気をつけください。

Passe une bonne journèe 

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