「世界一美しい言語」と言われるフランス語です。
こと発音に関しては、他言語の追随を許さないポジションを得ているように思います。
一方で学習者にしてみれば、この発音こそがフランス語学習を妨げるやっかいな要素なのです。
例えばこんな特徴がありますね。
・どこからその音がでてるのか?と不審に思う ≪r≫
・全部同じに聞こえる3種類の「オン」
・綴り通りに発音させない数々のルール
・発音をスムーズにするためだけに存在するなぞの≪t≫
...
理屈はありますし、矯正の練習もたくさんありますが、いちいち考えていたら何も話せません。
まずは、ネイティブの発音を意識的に真似をすることをおすすめします。
同時に、口を動かすとき、頭の片隅において欲しい考えがあります。
それは
フランス語は唇を突き出すことや横に引くことが多い
ということです。
特に、唇を前後に動かすことになれていないのが日本語話者です。
ですから、
フランス語のそれっぽい音に出会ったら、いつもよりちょっと大げさに唇を動かしてみて、
音の違いを感じてみるといいですね。
では、今日もすてきな一日を。