アメリカのシンガーソングライターであるLauvの曲です。
フランス語講師がこの曲に食らいついた理由は単純です。
" Paris "!!
そうです。タイトルにパリがはいっているからです。
そんな気持ちで聞いたのが最後、今や私の周囲を四六時中流れている曲です。
なんてロマンチック。
私の最大のお気に入りパートをのせておきます。
共に味わいましょう。
あまりに美しいので和訳したくありません。
Anywhere with you feels like Paris in rain
We don't need a fancy town
Or bottles that we can't pronounce
Cause's anywhere baby is like Paris in the rain
いかがですか。
雨のパリがどんなものなのか分かりません。
それどころか、パリがどんなものなのかもよく分かりません。
それなのに、"Paris in the rain"が醸し出すこの美しさはなんでしょうか。
なんとか "Paris in the rain"を言語可するなら、こんな感じでしょうか。
人の気配のしない町で
オレンジ色のライトが雨の軌道を描き、
艶やかな建築ひとつひとつが、僅かだけれど厳かな光を放っている。
重く湿った空気が、なぜだか分からないけれど、生きている感覚を連れてくる。
過去も未来も考えず、ただ自分を取り巻くこの雰囲気に飲まれたいと思う。
駄文で失礼します。
「雨のパリ」は、すでにひとつの比喩として抜群の存在感を放っていると思います。
いつか慣用句にでもなってしまうかもしれません。
あの歌詞の文字列を、現実のものとして体験したいものですね。
ちなみに、今日のパリはéclaircieとなっていますね。曇りの合間に晴れるといったところでしょうか。
日本は、ここ直近2-3日は雨が多いですね。
現実のパリがどうであるかは置いといて、雨のパリに思いを馳せるいい機会かも知れません。
では、今日もすてきな一日をお過ごしください。
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