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Cafetalk Tutor's Column

yukarin 講師のコラム

英語って文系?

2013年1月26日

「私は昔から文系が苦手で、国語や英語の文法は全くダメでした。」

私の大事な生徒さんからこんなメールが来ました。

その言葉を聞いて、「英語は文系」ということに疑問を抱いている自分に気が付きました。

結論から言います。英語は文系でも理系でもありません。

私は自身のコラム「文法恐怖症???」のなかで、英語を”英会話”と”英文法”に分けるのはおかしい、と書きました。英語を話すには文法の知識は不可欠であると伝えたかった!!

そしてその自分の意見はこの文系か理系かという解釈からみても矛盾しないと気がつきました。\(^o^)/

つまり、英会話は言語ですから、文系でも理系でもない。そして、英文法でさえそうなのです。(もちろん専門的な研究分野はこの解釈に入っていませんよ。あしからず・・)

私の授業では、単語の品詞を理解してもらいます。この単語の品詞は何かと常に問います。それは英文がどんな品詞でどんな順番で構成されているかを考えていけば、常に同じ法則で成り立っていることに気付くからです。

はっきりした答えが知りたい数学や理科が得意な人にとって、その法則が見つかったら超スッキリ!!!

それと同時に、英文を読むときには文章の内容を読み取る力が必要です。そこはやはり国語力ですよね。

先日、理系博士課程の若きイケメンと話す機会がありました。論文を発表してきたという彼に、「英語で論文なんて専門用語が難しくてたいへんでしょう??」って聞いたら、返ってきた返事にびっくり!!

「それが違うんですよ。論文を書く、読むって簡単なんです。使われる文章のパターンが決まってますから…それが、各国の方と、さあ一緒にランチでも、となってからの日常会話が至難の業なんですよ。英語って難しいですね。」

もう、目からうろこでした。そうなんです。私たちは至難の業に挑戦しているのです。

いや~~、大したもんじゃないですか、私たち・・・(^_-)

さあ、今日もお互いにがんばりましょう!!!

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