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Cafetalk Tutor's Column

Keisuke.H 강사 칼럼

I was a bocchi.71 さらば青春オブザーバー

2024년 12월 4일

最古の記憶を辿ると、いつも独りだった気がする。
孤独の中で、欠けたピースを探していた。
でも、何が足りなかったのかは、結局わからないままだ。
 
回想してみると、不思議なことに僕は独りではなかった。
気付けば隣には誰かがいた。
転校して人生が急降下するように感じた日々も、
それでも僕にはトモダチがいた。
今になって思う。遅すぎるかもしれないけど、
あの頃、僕はちゃんと青春を生きていたのだと。
 
小学校の冬、理科の宿題で星空を観察したことを思い出す。
僕とヤワチャンとマコトで、星座早見盤を片手に、
澄み切った夜空を見上げた。
3人で1時間、いや、観察に集中したのはその半分くらいだった。
残りの時間はとりとめのない話で溢れていた。
ハシモトへの不満、密かに抱いた恋の話、そしてまだ見ぬ未来の夢。
夜空の観察は楽しかったけど、
それ以上に、ただ話して笑う時間が心に刻まれている。
あの瞬間、僕たちが紡いだ時間は、確かにかけがえのないものだった。
 
僕はずっと観測者だと思っていた。
画面の向こうで、青春を謳歌する人たちをただ見つめるだけの存在。
モニター越しの淡い映像を眺めるような気分で。
でも、それはただの思い込みだったのかもしれない。
気付けば、僕もその画面の中にいたのだ。
トモダチと共に笑い、涙し、
サッカーをし、宿題をし、
同じ空間で、同じ時間を分かち合った。
そう、僕もまた、青春の参加者だった。
 
青春は確かに存在していた。
そして、僕は静かにページを閉じた。

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