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Cafetalk Tutor's Column

Keisuke.H 강사 칼럼

I was a bocchi.㊹さようならランドセル

2024년 7월 22일

中学校の体験入学があった。
体験入学と言ってもテスト受けただけ。
2人が転校するだけで、
1学年の80人はエスカレーター式に繰り上がるだけだった。
進学というより進級という感覚だった。
 
「またこのメンバーなんだ」
僕はもう諦めていた。
どう行動したところで環境は変わらない。
それに僕自身が学校の色に染まったので慣れてしまった。
 
感覚はだんだん麻痺してくる。
キヨミに殴られて、
ショウゴをイジメ返して、
ヤッチャンにバカにされて、
ハシモト先生に怒られて、
イシザキをなぐさめて、
三バカで塾の講習会に行って。
それが僕の日常になった。
それが良いとか悪いとか、
僕にはもう判断ができない。
僕も浜っ子の構成員になったのかもしれない。
 
小学校の卒業アルバムには最後に白紙のページがあった。
そこに友だちからの一言を書かれるらしい。
僕も友だちに書いたし、
友だちも僕に書き返した。
三バカの差し金とはいえヨシダさんに、
「もうムダな恋をするな」
と書かれたのがショックだった。
 
体験入学のテストの感触は良かったが順位は発表されなかった。
5位には入っていただろう。
漢字の『絵画』が読めなかったのが悔しかった。
小学校までは徒歩3分だったが、
中学校までは徒歩15分かかる。
1キロの道を毎日歩くのは大変そうだった。
 
小学校と中学校で変わったのは何だろうか?
ランドセルが学校指定のリュックになったことと、
制服が指定になったことだろうか。
頭髪の規定がなくなっていたので、
坊主を回避できて嬉しかった。
1キロが遠かったけど自転車通学は禁止されていた。
 
ランドセルは使わなくなった。
6年間も使ったからもうボロボロだった。
僕は母から
「弟も使うんだから大事にしなさい」
と言われたから大切に使ったつもりだったが、
色褪せて擦り切れていた。
 
弟は祖母から新しいランドセルを買ってもらっていた。

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