共通する特徴があります。
それは、発音を練習し始めて少しすると、
「自分の発音の癖に気づく」ということです。
▶自分の発音の癖に気づくとは、どういうことでしょうか。
あるレッスンで、単語の終わりに来るtの発音を教え、
次のレッスンまでに練習するように宿題を出しました。
1週間後のレッスンで、生徒さんに、
「発音を練習して、気がついたことは何ですか。」と尋ねました。
「発音を練習して、気がついたことは何ですか。」と尋ねました。
すると生徒さんは、「語末のtをカタカナの「ト」と言ってはいけないことは、
頭でわかっているんですが、口が日本語の「ト」に慣れていて、
勝手に「ト」と発音しています。」と仰いました。
頭でわかっているんですが、口が日本語の「ト」に慣れていて、
勝手に「ト」と発音しています。」と仰いました。
多くの学習者は、発音を習い始めるとこの生徒さんのような事態に陥ります。
日本語のカタカナの発音に、口は慣れきっている。
この気づきは、学習者の方にとって、ショックなものかもしれません。
ですが、私の教師経験をふり返ってみると、この気づきを得た方の多くが、
その後、発音が上手くなっているように感じます。
▶カタカナ訛りに気がつくと、発音は上手くなる?
どうして、カタカナ発音に気がついたことが
発音上達につながるのでしょうか。
カタカナ発音に気がついた生徒さんは、
その
その
カタカナ訛りのところだけに焦点を絞って、
1点だけに集中して練習します。
発音を練習して行きます。
いろいろと発音を試すのではなく、1点だけに集中して練習します。
同じ音を繰り返して練習すると、何かしら発音の変化が、
数日後、1週間後に感じられます。
数日後、1週間後に感じられます。
例えば、語末の't'を練習し続けると、5回に1回は発音できているとか、
「't'を発音するぞ!」と意識すると、上手く発音できるなどの変化を感じたと
生徒さんから報告がありました。
「't'を発音するぞ!」と意識すると、上手く発音できるなどの変化を感じたと
生徒さんから報告がありました。
一つの音に集中して、練習し、何か変化を感じたという生徒さんは、
他の発音でも同じように実践して行きます。
他の発音でも同じように実践して行きます。
結果、総合的に発音が伸びて行ったと自己評価できるようにまでなります。
これまで、指導してきた生徒さんを見ていると、
何が課題で、何を練習すべきかはっきりと1つの課題が見えていて、
それを練習している方が、段々と発音が上達されているように感じます。
何が課題で、何を練習すべきかはっきりと1つの課題が見えていて、
それを練習している方が、段々と発音が上達されているように感じます。
発音の上達を目指す方は、まず1つこれだけはと思う音を一点集中して練習してみてください。
そこから一つずつ発音が上達していきます。あきらめずにがんばりましょう。
そこから一つずつ発音が上達していきます。あきらめずにがんばりましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんの一日が言葉と文化でちょっと素敵になりますように。