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Cafetalk Tutor's Column

Keisuke.H 강사 칼럼

I was a bocchi.⑨正義の味方に憧れる

2024년 3월 28일

父は公務員、母は専業主婦。
周りからは仲の良い家族に見られていた。
でも、両親は家で毎日ケンカをしていた。
 
父は育児にはあまり関心がなかった。
趣味の釣りに出かけては、母に怒られてケンカになった。
父と遊んだ記憶もあるが、
それは趣味の延長線上にあっただけだろう。
父には釣りやキノコ採りに連行された。
私はそれらを面白いと思ったことはない。
そういう意味では、私が父と遊んでいたのかもしれない。
 
ケンカは暴力にはならないものの、
毎日大きな声で怒鳴り合っていた。
特に父の声が大きくて不快だった。
ヒステリックに声を荒げるのはいつも父。
私はこんな大人にはなりたくないと思った。
 
母はケンカが終わると一人で泣いていた。
私は心配して近くに行った。
すると、母は泣きながら私に何か言っていた。
内容は覚えていない。
 
ケンカが絶えなかった環境だったからだろうか。
私は正義の味方に憧れた。
悪事や悪人は許せなかった。
両親のケンカを止めることはできなかったが、
そう思うことで自己嫌悪しなかったのかもしれない。
 
正義の味方。
それは決して弱者の味方ではない。
正しいかどうかが重要だった。
例え弱者でも間違えていれば救わない。
あくまでも正しい方の味方をする。
そんな歪なヒーローに憧れていた。

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