みなさん、こんにちは!
日本語TutorのLisa HAYASHIです。
「日本の春の花」というと、さくらが有名ですね。
さくら以外にも、この時期、日本では様々な花が咲き始めます。
日本の春は3月から5月のことですが、次々に花が咲くので追いかけるのも大変です。
では、少しご紹介しましょう。みなさんは、いくつ見たことがありますか。
沈丁花(じんちょうげ)は、家の庭木としてよく見かけます。
強い香りがあり、離れた場所からでもすぐに気がつきます。
さんしゅゆは、しっかりした枝に可愛らしい小さな黄色い花を咲かせます。
これも、家の庭木としてよく見かけます。
河津桜(かわづざくら)は、ふつうのさくらより早く咲きます。
花びらの色が濃くて、とても美しいです。
桃は、ちょうど今頃咲き始めます。
3月3日の桃の節句、ひなまつりには、桃の花をかざります(タイトルの写真)。
ユキヤナギは、やわらかな細い枝に白い小さな花がたくさん咲きます。
公園や空き地などでよく見かけます。
モクレンは、木に咲く白い大きな花です。
大きなつぼみは、もふもふした毛でおおわれていて、咲くと大人の手のひらくらいの大きさです。
紫色のモクレンと、白いモクレンがあります。
こぶしも、木に咲く白い花です。
モクレンより小さいですが、花びらは大きいです。
桜が咲くころに合わせて咲くのが、黄色い菜の花です。
河原や線路の近くによく咲いています。
桜が終わると、ハナミズキが咲き始めます。
一青窈(ひととよう)さんの歌にもなった花です。
薄紅色(うすべにいろ)のものと、白いものがあります。
それから、カキツバタやショウブ、シャガなどが咲き始めます。
スッと長い葉が特徴的で、緑地やお寺、庭園などで見かけます。
また、この頃になると、シャクナゲやツツジのつぼみも目立つようになります。
初夏という言葉がぴったりな暑さになってきます。
春。日本にいるなら、花を追いかけて過ごしてみてはいかがでしょうか。
※4月から日本語の学校が始まるため、レッスン可能時間が少なくなります。
月曜日と木曜日の日中のみ、となります。
どうぞよろしくお願いします。