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Cafetalk Tutor's Column

kochan2243 강사 칼럼

「ブルース」を歌うと表現の幅が広がるのはなぜか?

2024년 2월 8일

歌うことは楽しいですよね。

もっと「上手く」なりたいな、と誰もが思いますよね。でも、その「上手く」とはどんなイメージでしょうか?音程を正確に歌いたい、リズムに正確に乗りたい、もっと高い声で歌いたい、もっと綺麗な声で歌いたい。様々だと思います。
好きな歌、歌いたい歌を繰り返し練習する?
先生について習ってみる?
楽器を練習してみる?
思い切って人前で歌ってみる?
どれも良さそうです。

私からのご提案は、いま歌っているジャンルが何だとしても、一度「ブルースを歌ってみる」のも面白いんじゃないかな、ということです。

あまり馴染みのない人にとって「ブルース」ってどんなイメージでしょうか。
なんか辛気臭そう?
時代遅れじゃない?
暗いんじゃない?
演歌?
自分が歌いたい歌と関係ないんじゃない?

ブルースはアフリカ大陸から米国に(多くは奴隷として)やってきた黒人達が持ち込んだ音階やリズムが米国移民の音楽と融合して出来たユニークな音楽です。ブルースが土台となって「ジャズ」や「ロックンロール」その後の「ファンク」そして「ヒップホップ」などに発展していきました。ということは米国やその影響下にある西欧のポピュラー音楽は「ブルースの子孫」とも言えます。

「ジャズボーカル」を習っている人、何かもっと表現の幅を広げたいなと思う場面ありませんか?
「ポップス」を歌っている人、ところどころに「変な音階が入っているけど、これ何?」と感じませんか?
「ファンク」や「ヒップホップ」をやっている人、もっとグルーヴが欲しいなと思う場面ありませんか?

それはもしかして「ブルース」というスパイスが足りていないのかもしれません。

もともと西洋音楽(クラシック音楽)には無い音階がアフリカ大陸から持ち込まれたので、ドレミファソラシドにはハマらない音がブルースには使われていて、それが妖しさや哀しさを表現するスパイスになっています。今どんなジャンルで活躍しているミュージシャンでも、ある時点でブルースに出会って、それを経由しているはずです(どっぷり嵌る人、影響を受ける人、消化して表面的には影響を感じさせない人、様々ですが)

「ヒップホップ/ラップ」でも2010年代以降は米国南部の「セカンドライン」のリズムが使われていて、それにノレないラッパー達は人気を得るのが難しくなっているようです。

下記でご紹介しているレッスンは「ジャズボーカル」となっていますが、ご希望があれば「ブルース(ボーカル)」に焦点をあてたレッスンも可能ですので、よろしくお願いします。

*余談:演歌で「xxxx ブルース」という曲名のものがありますが、あれは「ダンスのブルース(ゆったりした4拍子)」からイメージして付けたもので、要は「バラード」みたいな意味です。音楽としての「ブルース」とは関係ないのですね。

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