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Cafetalk Tutor's Column

Aisaka 講師のコラム

歯医者さんに聞いた、日本と世界の歯科の違い

2024年1月22日

Ciao! イタリア語講師のアイサカです。

この前、夫の歯を診てもらいに歯医者に付き添いました。(夫は日本語話せないので私は通訳として)
夫は歯医者さんが嫌いで、かけている歯をずっと放置していたのですが、私の通っている歯医者さんは優しく技術もよく信頼できると説得したのです。笑

私は患者の立場でしか行ったことがなかったので、客観的に診察を見るというのは新鮮な経験でした。
また、この歯科は東京のターミナル駅近くにあるため様々な国籍の人たちを診察してきたそう。
イタリア人を連れて行ったことにより話が広がり、今まで聞けなかった面白い話もたくさん聞けました。

※私は歯科の知識は素人なので、表現に語弊があるかもしれません。素人ながらに理解したことをざっくり説明しますので、あしからず…

どうやら、人種によって体格が違うように、歯も異なるそうです。
欧米人の歯は見た目が違うなとは思っていたのですが(とくに私は人より歯が小さく、乳歯?と聞かれたこともあります。大人で乳歯の人っているの?)、
見た目だけでなく、歯の厚みや歯茎などはしっかりしていて羨ましいと歯医者さんが言うほどで、逆にアジア人の歯は弱い(つまり歯のトラブルを抱えやすい)そうです。

また、日本人は銀の詰め物をしている人が多いです。
(最近はセラミックが多くなっていると思いますが、子供の頃治療して銀歯のままという大人も多いですよね)
それをみたイタリア人に「日本人は未だに銀なのか、イタリアでは昔の治療法だ」と言われたことがあります。
でも、逆に「日本人の銀歯は見た目は悪いが、こんな素晴らしい医療技術は見たことない」という意見も聞いたことがあり、イタリアの銀歯と日本の銀歯は違うのか?という長年抱いていた疑問を聞いてみました。

すると、そもそも銀(やセラミック)は、純正ではなく混合して強度を高める、というものだそうです。
そのため、国や歯医者によっても成分の割合が違う(日本の場合は、保険適用範囲内外で混合比率も変わる)ため、一概には言えないそうです。
(アメリカでは、わざわざ高いお金を払って強度が弱いものを選択してしまう人も多いのだそう)

イタリアでは実際にどんな素材を使っているかまではさすがにわからないそうですが、私はこの知識を得ただけでもとても有意義でした。
(専門的な難しい話をされてもわからないので…)

なので、銀の詰め物をしている皆さん!!
「日本ではまだそんなことしているの?」と外国人に言われても、「同じ見た目でも成分・技術が違うんだ」と言うことはできるかもしれません!笑
確証はないので、気になる人は調べてみてください~

また、銀歯が嫌な方は、今は保険適用でセラミック混の詰め物にできるかと思うので、歯科医に相談してみるといいと思います!(治療済の銀歯に関しても)



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