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Cafetalk Tutor's Column

Aisaka 講師のコラム

日本人にとって違いが難しい「bene/bello/buono/bravo」の使い分け

2022年6月16日

Ciao! イタリア語講師のアイサカです。

イタリア語初心者にとって違いがわかりにくい
bene....bello....buono...bravo...

私もイタリア語を勉強し始めた当初は間違えました。

それでは解説していきましょう!


まず、beneは「副詞」です。
このbeneって、わりと一番最初に学ぶ単語で
Sto bene. ですよね。
直訳すると「私は良い状態です。(=元気です)」なので、「良い」と考えてしまいがちですが、どちらかというと「良く」です。

つまり、
・よく食べる
・よく喋る
・よく寝た
これらがbeneにあたります。


そしてbello/buono/bravoですが、これらは形容詞であり「良い」です。

ひとまず、belloとbuonoを比べてみましょう。
英語に置き替えると、belloはnice(beautifulの意味もあり)、buonoはgoodです。
例えば、
Questo piatto è bello. この料理(お皿)は美しい。
Questo piatto è buono. この料理は美味しい。

平たくいえば、belloは表面的な良さを表現し、buonoは内面的な良さ(品質の良さ)を表現します。

Lui è bello. 彼は美しい。(良い人かどうかは知らない)
Lui è buono. 彼は良い人だ。(イケメンかどうかは関係ない)


最後にbravoです。
bravoは人や動物に対して使います。
なので、料理を褒めるときは主語は料理ではなく、作った人です。
Questo piatto è bravo. →NG
Lui è bravo. 彼は優秀です。

日本語だと、「この包丁は優秀だ/素晴らしい」というように無機質なものにも使うため、日本人にとってこんがらがりやすいのだと思います。
しかし、bravoは人や動物に使うと覚えましょう!


さて、cattivo, male, brutto...この辺の違いもわかりづらいかと思いますが、今日はここまで!


私のレッスンでは、イタリア語で感じたこと、イタリアに住んで思ったこと、などの小噺を入れながら、記憶に残りやすいレッスン、そして楽しく行います!

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※こちらは文法のレッスンのみなので、レッスン内容によっては練習問題はありません。


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