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Cafetalk Tutor's Column

Aisaka 講師のコラム

日本とイタリアの『誕生日を祝う』の違い

2023年11月18日

チャオ!イタリア語の講師です。

日本で誕生日を祝うとなれば、祝う側がお店などセッティングして、家族で祝ったり、個人的に祝ったり、共通の友達同士で祝ったりし、“誕生日の主役”は王様のような扱いを受けます。

一方、イタリアでは、誕生日となると“主役”が全て用意するという風習があります。
外食するのであれば、“主役が”お店を予約して奢ったり
ホームパーティーを開くなら、“主役が”料理やケータリングを用意します。

結婚式と同じで、「私を祝って」というスタイルですね。
(祝う側がセッティングすることもあるので、絶対とは限りません。)

もちろん、結婚式でご祝儀を用意するのと同じで、誕生日プレゼントは用意します。

私はこの「自分の誕生日を自分で企画しなくちゃいけない」というのが嫌いで、イタリアに住んでいたときは日本に逃げていました(笑)

また、誕生日の前に“おめでとう”と言うのは縁起が悪いと言われています。
ただ、あくまでも古い迷信なので今ではあまり気にしなくなっているそうです。(南イタリアのほうだと少し色濃く残っている模様)

日本だと、むしろ遅いとよくない…という習慣があるので、誕生日がくる前になるべくお祝いしますよね。

私の知る限りだと、定年退職も同じで“定年退職する人”が、会社でケータリングを用意して祝うということもありました。
私の経験からするとビックリです。
なので、誕生日や定年以外にも、『記念日』となれば主役がセッティングする…というのはイタリアでは当たり前なのかもしれませんね。


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