喜びと好奇心に満ちる良い一日の為の　おまじない　ムドラでプチ瞑想

　＊＊　ウシャス・ムドラ　＊＊＊　
<無限の可能性を引き寄せる喜びと好奇心のムドラ>

冬を迎える前の穏やかな季節、過ごしやすいこの時期は、少しだけ日常から離れた場所への旅に最適なシーズンでもあると思います。

心がクリアな状態で、大切な一日を過ごせれば良いですが、眼鏡のレンズが曇っていると目に映る景色も曇ってしまうように、同じ景色をみるのも、経験するのも、自分の内側のコンディション次第で大きく変わるってくるものです。
　
今回は一日のはじまりに、曇りを一掃し、あらゆる可能性を喜びとともに受け入れるエネルギーを高める、

『　ウシャス・ムドラ　』をご紹介いたします。

日常的にも良い一日を過ごす"おまじない"としてこの手印を心に留めておくと良いとおもいます。

ムドラの実践は様々な方法がありますが、下記は一日の始まりにフォーカスした形で簡単にご紹介しています。気軽な感覚でお読みいただければ幸いです。

＊～＊～＊～＊～＊ 『　ウシャス・ムドラ　』のプチ瞑想　＊～＊～＊～＊～＊

①両手の親指以外の４本の指を交差するように組みます。親指を合わせるか、重ねます。下の⒜⒝⒞のイラストを参考に、自分が一番しっくりくる形で合わせましょう。

⒜　指先を軽く合わせる。　
（指先は離れても良いとされている場合もあります。ご自身でしっくりくる形を選びましょう。）

⒝　左の親指を上にして重ねる（女性）

⒞　右の親指を上にして重ねる (男性）

②肩を数回回してほぐし、リラックスしましょう。楽に背筋を伸ばせる姿勢になります。

③目を優しく閉じて、心地の良い場所で、鮮やかに輝く朝陽を目の前にしている感覚をイメージしましょう。自然に呼吸が楽になっていくのを感じましょう。

④太陽がゆっくりと昇りはじめ、新しいく暖かい光、赤、オレンジ、黄色の光が、自分自身の身体の各部　（　頭、顔　首、胸、腕、手、下腹部、骨盤、脚、足など ) に差し込んで、照らしていく過程を心地よく思い描き、しばらく自然に呼吸しながら感じ取ってみましょう。

⑤更に、清らかな温かく力強い光が、体の内側　（　眉の間の奥、喉、心臓、肺、各臓器、血管、リンパ管、骨、みぞおち、骨盤底、など）へも差し込んで浸透していく過程を心地よくイメージし、呼吸と共にその活力の光に満たされる感覚を感じてみましょう。

⑥差し込んできた光を各部へ味わったら、頭上に黄金の太陽を、澄み切った空を背景にイメージしそのまま輝かせましょう。　ムドラを結んだまま清々しい光が全身に満たされて迷いや不安、潜在意識に隠れている、奥深いモヤモヤまでを一掃していきます。

⑦最後は、目を閉じたまま新鮮な朝陽のパワーと好奇心を覚醒させた状態で、奇跡と可能性に溢れた一日の世界に出ていく自身の姿思い描きましょう。

★そのまま心の中で喜びと可能性を秘めた短いアフォメーションを３回ほどつぶやくとより、効果的です。

※（例）「喜びと奇跡に満ち溢れた、素晴らしく新しい今日を無限の可能性とともに楽しみます。」etc..
３回つぶやきましょう。

⑨ゆっくりとムドラをとき、静かに目をあけましょう。　　
※目安として５分～１０分ほどを目安に実践すると良いでしょう。

⑩そのまま組んだ指を裏返すように頭上へ向けて腕を伸ばし、押し上げのポーズで上体を上、左、右に伸ばして深呼吸してから、動き始めましょう！

椅子の上でもできる８分ヨガとウシャスムドラ　☟

https://youtu.be/RZ2Sng8PnRs

＊～＊～＊ プチ瞑想のご紹介は以上です。＊～＊～＊

「良いことの起源」と言われるウシャス・ムドラを結んだシンプルな瞑想は、喜びと可能性にあふれた１日をはじめていくのにとても役立つと思います。

旅行計画を立てる時など、不安を一掃して旅先での可能性をフルに楽しむプランを立てたいですね。

好奇心のスイッチをオンにして、行楽シーズンを思い切り楽しみましょう。

ありがとうございました。

感謝

언제나 생활에 감칠맛을.

RUMI 강사 칼럼