*いざ!カナダへ⑬
*想像と現実⑭
*未知なる道へ⑮
*でこぼこ道を歩き始める⑯
*落ちぶれた、わたし⑰
「人間パワースポット」を目指す!
YURIAとTORIA (o ̄∇ ̄)/です。
tarot YURIA先生のコラム
【日本のことわざ】転んでもただでは起きない
今でこそ
Toriaは「転んでもただでは起きない」
転んだら、それさえも私の財産にするのよ~!と
鼻息荒くするほどになりましたが…
そう…まだ“この頃”はそんな事を思えなかった。
来る日も来る日も、キューバー人たちと並んでウニの加工仕事をする。
わたしは英語もさほど出来ない上、全く共通語がないキューバー人たちとの日々はカオスだった。
そして
その合間に入る、国内出張。
ノバスコシア州内と言っても、飛行機で1時間のケープブレトン島や
車で片道4時間のカンソー。
隣の州、タイタニック号が沈むニューファウンドランド州の仕事場は
飛行機で1時間半、車で6時間。対岸を見れば、フランス領土の町が見える
わたしにとっては、最果てとも言える町。
何処に行っても、わたしが想像していた
日本よりもキラキラしているであろうカナダ
キラキラしているであろう仕事、暮らしなどは無かった!
何より、いちばんのわたしの失敗は
「さほど、英語が出来ないのに、よくカナダに来たもんだ!」
これに尽きる!!
自分で言うのも何だが、とてもカナダ社会で通用するような英語力は持っていなかった。
ただただ、受験英語だけをやってきたわたしは
何とか読み書きはソコソコなれど、聞く話すは瀕死レベル。
それなのに…
嗚呼それなのに…カナダで仕事しようなんて思っていたのだから
相当におめでたい***
しかし、後戻りできないわたしは
転んでも、転んでも、突き進むしかない。
そして、わたしはこの後
いきなり大海にぶち込まれる。
それは、あまりにも悲惨で滑稽で
泣き笑いの連続の日々の、始まりだった…
Natalie Merchant - Break Your Heart (1998)
やっと、再開! やっと再会!!の「カナダへの道」。
Toriaの30代初め
カナダでの人生を歩き始めた頃を、漢字で表すならば
「苦」に尽きると思います。
苦しみ、苦み。
一大決心をしてやって来たカナダで、こんなにも苦労の連続とは!
いかに、それまでの人生で
苦労と言えるほどの、苦労をしていなかった事に気づいた30代でした。
でもね、それは後々
自分の人生を大きく拓く「原点」にもなりました。
そう! 転んでもただでは起きない…と。
*ジャスト2000年の時
わたしはまだ、自分のPCを持っていなかった。
旅の供はアナログで!
日本から時々送られてくる単行本。それを数冊持って旅に出る。
同じ本を、何度読んだことか…(* ̄▽ ̄)フッ♪ ~続きを読む
TORIA (o ̄∇ ̄)/