発音を学ぶときに一番に決めていただくことはなんでしょうか?
それは、到達したい目標です。
ええー、初心者なのに、そんな大それた…目標なんて、ないよ!とお感じになる方もいらっしゃるかもしれません。わたしもそうでしたからよーくわかります。
でも、目標がなくて発音を学ぼうとするのは、いわば地図を持たずに目的地を探して歩き始めるようなもの。いつかは運よく目的地に到達できるかもしれませんが、迷ってしまうときもあると思います。
では、具体的な目標とはいったいどんなものがあるでしょうか。
ええー、初心者なのに、そんな大それた…目標なんて、ないよ!とお感じになる方もいらっしゃるかもしれません。わたしもそうでしたからよーくわかります。
でも、目標がなくて発音を学ぼうとするのは、いわば地図を持たずに目的地を探して歩き始めるようなもの。いつかは運よく目的地に到達できるかもしれませんが、迷ってしまうときもあると思います。
では、具体的な目標とはいったいどんなものがあるでしょうか。
大まかにわけて発音には、3つの目標があるように思います。
・通じる発音
・聞き取りやすいクリアな発音
・きれいな美しい発音
どれを目指すかは人それぞれ。
明確な目標がないよ…というかたは、まずは通じる発音から始めていただいてもOKです。
明確な目標がないよ…というかたは、まずは通じる発音から始めていただいてもOKです。
ネイティブ並みの発音とはなにか
発音指導で多くの学校や先生方が掲げられている目標の「ネイティブ並み」について、わたしはちょっと疑問に思っています。だって、ネイティブだっていろんなかたがいるからです。中国語にいたっては方言も多く、北の方と南の方、中国大陸と台湾では少し違います。
日本人みたいな発音になりたい!って日本語を学んでいる外国人の方に
言われたとしたら、あなたはどうお感じになりますか?具体的にどんな人?って思いませんか?
つまり、外国人として外国語を学ぶときの目標に関しては、「ネイティブ並み」は幅が広すぎるのです。
日本人みたいな発音になりたい!って日本語を学んでいる外国人の方に
言われたとしたら、あなたはどうお感じになりますか?具体的にどんな人?って思いませんか?
つまり、外国人として外国語を学ぶときの目標に関しては、「ネイティブ並み」は幅が広すぎるのです。
先生の発音が上手なら自分も上手になれるのか
「きれいな発音を聞かせてあげますので、あなたもきれいな発音になれますよ」
よくみるキャッチコピーです。一見、その通りなように思いますし、確かに、先生のきれいな発音を耳コピーできる生徒さんは上手になれます。
でも、そうでない生徒さんはきれいな発音になるのは難しいようにも思います。ちなみに、わたしは耳コピーはダメでした。そして、発音ができない、とつらい思いをしました。
よくみるキャッチコピーです。一見、その通りなように思いますし、確かに、先生のきれいな発音を耳コピーできる生徒さんは上手になれます。
でも、そうでない生徒さんはきれいな発音になるのは難しいようにも思います。ちなみに、わたしは耳コピーはダメでした。そして、発音ができない、とつらい思いをしました。
そして、耳コピーができなくても、個々の発音を解説してもらい、自分の発音の目標に合わせてトレーニングを積んだ結果、どんな人でもスピードの差はあれ目標に向かって発音は向上していくことを体感しました。
わたしは苦労し、遠回りしましたが、みなさんには、ぜひショートカットしていただきたいです。
最後に
わたしは、今も家族全員日本人ですし、中国に1回も行ったことがありません。大人になってから中国語を学びました。
どんなかただって、遅くない。どんな環境だって、大丈夫なんです。
口と舌を使って音を出す、人間の発声方法なのですから、トレーニングすれば必ずできるようになると信じています。
もし、外国語の発音にお悩みを抱えている方がいらっしゃったら、この記事で少しでも気が楽になっていただけたら幸いです。
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