みなさん、私は東京のとなり、千葉県の曽谷(そや)という「普通(ふつう)の町」に住んでいます。
そして写真の公園、私の家の近くにある山王(さんのう)公園です。
どこにでもある「普通の公園」です。
でも、なにか違います。なんでしょう…
町の名前が曽谷(そや)なら、「曽谷公園」のほうがいいと思いませんか。
それに曽谷に小高い丘(おか)はありますが、山はありません。
なぜ、曽谷にあるのに、曽谷公園じゃなくて山王公園なの?
実は、「山王(さんのう)」は、この地域(ちいき)の古い地名(ちめい)らしいんです。
昔の地名が、公園の名前として、今も残っているというわけです。
もし、自分が住んでいる町の名前が変わってしまったら、やっぱりさびしいですよね。
昔、「山王」に住んでいた人たちが、何とかふるさとの名前を残したいという思いで、
この公園を「山王公園」にしたのかな…
そんなことを想像(そうぞう)すると、ちょっとノスタルジックな気分になりました。
みなさんも、地元(じもと)の公園や橋(はし)の名前とかを少しよく見ると、意外(いがい)な発見(はっけん)が
あるかもしれません。
確(たし)かに生活にはほとんどやくにたちませんが、ちょっとおもしろいですよ。
次回も、曽谷の風景(ふうけい)を一つ、紹介(しょうかい)します。