私が一番好きな言葉は、「食べ歩き」です。
意味はおいしい物をあちこち食べて歩くこと。
スイーツに海鮮丼、ステーキに鰻まで安くておいしい店を探してウロウロしています。
この食べ歩きという言葉は「食べる+歩く」がくっついた複合語と呼ばれます。
ちなみに反対に「歩く+食べる」で「歩き食べ」という言葉もあります。食べながら歩くという意味以外にも、小さな子どもが食事中にウロウロするという意味もあります。
同じ言葉なのに、逆さまにして意味が変わるなんて不思議です。
そう言えば、先日授業で使った文章に言葉にみる文化の違いという話がありました。
日本語では主食の米について、稲、米、ごはんと言葉が細かく別れているのに、英語ではriceの一種類だけとか。
やはり日本人のごはんへのこだわりの強さが言葉からも伝わってきます(笑)
最後に、関西に関する面白い言葉をご紹介します。 大阪は「食いだおれ」、京都は「着だおれ」、神戸は「履きだおれ」と言われます。 文字どおり大阪は食の町、京都は着物の町、神戸は履き物の町と地域性を見事に表した言葉ですよね。
皆さんは母国語でどんな言葉がお気に入りですか?
また機会があればレッスンでお聞きしたいなぁと思います。