中国について、早3週間余り。
仕事や生活のことで精いっぱいで、中国語のことまで手が回っていない。それでも到着後1週間ほど経ったころからか、宿を一歩出れば聞こえてくる言語が全く理解できないことに少しストレスを感じ始めた。実際のところ、私が海外生活をするのは10年前に去ったポルトガルでの交換留学以来となっている。
前回、生まれて初めて海外に数か月単位で長期滞在したポルトガル留学の際は、分からないことだらけだった(言語そのものというよりも、海外に住むという経験・生活の面で)。
今回は、その当時の経験も踏まえたうえで、また、年月を経て人生経験としてもいろいろ学んだうえで来られているため、本当に来てよかったと感じている。現在は、昔よりもスマホだったり、翻訳アプリだったり非常に便利なツールもあり、言語ができないことがさほど生活の妨げにならない感覚もある。
現地で話される言語を知らないで来ることは大きな挑戦でもある。私は助けてくれる人たちがいるため、安心して来ることができた。しかし、長いスパンで見ていつまでも助けてもらう存在であるというよりも、ほかの人たちとかかわりながらいつかはより自立して生活したいと思っている。
さて、中国語習得の記録、であるが、四声に相変わらず苦しんでいる。。発音と四声を一気に覚えることは‥相当難しいと思う。言語学習は一般的に初心者のうちはあまり楽しく感じないというのが私の考えだ。どこかでふんっとエンジンをかけて取り組もうか、と思いながら、こちらの学生に助けられながら、オンラインレッスンも受講しながら過ごしている。