講師休暇日程のお知らせ＆トルコのインフレレポート

[講師休暇]
まだ先のことですが、誠に勝手ながら11月9日～15日の期間で講師休暇を取らせて頂きます。

学校によっては、その時期にも定期試験があるかもしれません。試験直前に一気に質問をする予定だった生徒さんは、早め早めで計画的なご利用をお願い致します(^_-)-☆

と言うことで、皆さま、こんにちは。イスタンブール在住のSuzukiです。

1年ぶりの休暇（予定）です！いつもは夏と冬（秋）に1週間ずつ講師休暇を頂いていましたが、この夏は例年にも増してひどいインフレで「お休みを取っても、どこにも遊びに行けない！」という状況に陥っておりました。
「どこにも行けないなら、働くか～」と黙々と働き続けていましたが、ふつふつと何かがたまってきて…夫さんに「どこかに行きた～い！秋休みに温泉に行きた～い！！私にはリフレッシュが必要だ～～～！！！」とメッセージを送ったところ、一言「me, too」と。
よっしゃ～！秋には今年も温泉に行くど～！あと2か月したら温泉じゃ～～！！仕事、頑張るど～！！

トルコで暮らし始めて早20年。トルコのインフレは日常風景です。この20年、常に物の値段は上がり続けています。1週間ぶりにスーパーに買い物に行ったら「先週は8トルコリラだった牛乳が今日は12！？」なんてことはザラ。
「みんな、こんなインフレでどうやって生活してるんだろう？」と不思議に思いながらも、実情は「トルコリラでは値上がりしているけど、日本円やドルに換算すると変わっていない」という感じでしたので、外貨収入の我が家ではあまり生活の心配はありませんでした。

それが、4年ほど前からじわじわと「外貨に換算しても値上がりしている」という状況になり、
一昨年は、

「今年も昨年と同じホテルで良いよね？あれ？一泊4万円？これ、4人分の値段表示になったのかな？んん？日本円への換算を間違えたかな？あれ？一桁見間違えたかな？え？やっぱり一人一泊4万円？？むり～！！」

ホテルの敷地内で（↑）　←　この年はここは諦め、コテージを借りて自炊することに。

一昨年を皮切りに昨年は、

「今年も昨年と同じコテージで良いよね？あれ？一部屋一泊2万円？昨年は1万2千円くらいだったよ？…まあ、プール付きでこの値段なら日本よりは安いし、別にいいか。年に一度の贅沢くらい」

コテージ（↑）←　この年は前年と同じコテージを利用することに。

そして、今年はついに・・・

「昨年のコテージは…一部屋一泊…4万円？！一気に倍？！え～、じゃあホテルの方は？ぎゃ～一人一泊9万円て！！！あほらし…家でおとなしくしていよう」

となりました( ﾉД`)ｼｸｼｸ…

これを読んでいる方の中には「コテージってこの写真？え？これで4万だったら安くない？」と思う方も多いでしょう。私もそう思います。トルコの平均月収が8～11万円でさえなければね？！給料の半分を一泊で持って行かれるのは…きついっす( ﾉД`)ｼｸｼｸ…

これ…誰が利用するのでしょう？トルコ人のほとんどは「トルコよりもギリシャの方が安～～い！」とこの夏はギリシャに大量に押しかけていたようです。そして、トルコのリゾート地に行くのはアラブやロシアなど海外からの裕福層…トルコ全土がニセコと同じ状態になっているようです。

実は、トルコの学校にはプールがないので、今までは年に一度1週間の休暇を取っては子供達をプールのある所に連れて行って、私が泳ぎを教えていたのですが…もう無理ですね。良かった、子供達、泳げるようになっていて。

ちなみに昨年の秋にも行ったアフィヨンの温泉ですが（一番上の写真↑　詳しくはコラム「～秋休み編～」を）コロナ禍前までは何年もずっ～と一泊7500円前後だったのが、じわじわと来る値上げで、こちらも昨年は1万2千円に。今年は2万円ほど。夏の南トルコや他のリゾート地よりは、まだマシです。が…来年は温泉にも行けなくなるかもしれない…うん、今のうちに行っておこう。

と言うことで、誠に勝手ながら11月9日～15日に1年ぶりの講師休暇を取らせて頂きます♪
しっかりと休ませて頂いて、また帰ってきたら頑張ります！

언제나 생활에 감칠맛을.

A Suzuki 강사 칼럼