この前、お客様とお話をしていて
個人賠償責任保険の話が出て、
火災保険に付帯している個人賠償責任保険は、
家の中で起こったことにしか使えないと思っていた
とおっしゃられたので、
そう思われている人も多いのではないかと思って
書いておきます。
まず、個人賠償責任保険の補償内容ですが、
・お店の商品を壊してしまった
・子供が人にけがをさせた
・ベランダから物を落として通行人にけがをさせてしまった
など、他の人や物に損害を与えた場合、その損害を補償します。
生計を共にする同居の家族が補償の対象となる人です。
この保険は単独で入ることもできますし、
火災保険や自動車保険に特約として付保することもできます。
特約であるからといって、補償の範囲が限定されることはなく、
上に挙げた例のように、誰かを傷つけたような場合には
補償の対象となります。
ですから、
火災保険や自動車保険に入っている方は、
個人賠償責任保険が付いているケースが多いので、
改めて入る必要はなく、
ダブって入っていないかどうかも含めて
確認しておきましょう。