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Cafetalk Tutor's Column

Tutor LISA HAYASHI 's Column

『落ち込むこともあるけれど、私、この町が好きです』

Weekly Topic: International Day of Happiness! One thing that makes you happy...

Четверг, 21 Март 2024 r. 09:24

みなさん、こんにちは!日本語TutorのLISAです。

わたしは福島県というところに住んでいます。
ここに引っ越してきて、丸8年が過ぎました。
そしてやっと、思えるようになりました。

『落ち込むこともあるけれど、私、この町が好きです』

このセリフは、大好きな映画「魔女の宅急便」で
主人公のキキが最後に言う(実際には手紙に書いた)セリフです。

知らない町で暮らすって、本当に大変ですよね…。
私が引越しをして、一番大変だと感じたのは人間関係をつくること、でした。

最初に働いたのは銀行で、職場の人はみんないい人でした。
でも、共通の話題があまりなく、親しい関係になるのは難しかったです。

銀行を辞めて、妊娠、出産を経ると、どんどん人と関わる時間が少なくなりました。
ベビーカーに赤ちゃんを乗せて、近所を散歩するだけの毎日でした。

そんなとき、ある素敵なカフェと出会いました。素敵な花屋さんにも出会いました。
このカフェと花屋さんに通ううちに、少しずつこの町で「知り合い」を作ることができました。

オンラインで色んな人と繋がっているから…と諦めていたけれど
もっと地域に知り合いを増やそう、と思うようになりました。
そして地域のボランティアにも参加することにしました。

「インスタ(Instagram)でもやってみたら?」
そんなアドバイスをもらって、日本語の先生としてインスタも始めました。

そうしたら、びっくりすることが起きました。
インスタで見つけた別のカフェの店長さんが
「え、日本語の先生なんですか?私の勤務先で、働いてみませんか?」と声をかけてくださいました。

そしていま、この町で日本語の先生として生活しています。
初めての挑戦することも多く、落ち込むこともよくあります。
でも、話を聞いてくれたり、元気をくれたりする知り合いができたことで
「ああ、私、この町が好きだな…」と思うようになりました。

みなさんは、いまいる町が好きですか。
それとも、いまいる町を離れて、ちがう好きな町を探してみたいですか。

自分のいる町が好きになれる、そんな幸せについて今日は書いてみました。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

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