久しぶりの投稿です。
みなさん、お変わりありませんか?
私の住む福島では、すっかり冬らしい季節になりました。
冬になると必ず作る、福島の料理をご紹介します。
それは、いかにんじんです。
福島県中通り北部が発祥と言われており、
一説には、有名な北海道の松前漬の原型とも言われているようです。
ちなみに松前漬には、北海道特産の昆布や数の子などが
加えられています。
福島のいかにんじんの材料は、名前のとおり、イカとにんじんです!
イカは、生ではなく、スルメイカを使います。
スルメイカとにんじんを細切りにし、
しょうゆ、酒、みりんを煮立てて、
熱いうちに混ぜ合わせて漬け込みます。
スルメイカは、細切りにしたら煮切り酒や煮切りみりんに
一晩つけておくと、より美味しくなります。
イカが柔らかくなれば、翌日からでも食べられます。
手軽な浅漬けですが、夏の間は、日持ちがしないので、
寒い冬になってから作ることが多いのです。
家によっては、切り昆布を入れたり、漬け汁の作り方が少し違うかも
しれません。
私の作り方は、亡き母から教えてもらったものです。
冬になると、恋しくなる味です。