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高雄、最高。

May 7, 2023

GWの休暇(きゅうか)で、4月29日から5月6日まで台湾南部の高雄市に行きました。
 
これまで仕事やプライベートで何度(なんど)となく足を運(はこ)んだ街(まち)ではあるものの、
あまり街中(まちなか)を散策(さんさく)したことがなかったので、今回は気の赴(おもむ)くままに
ゆったりと廻(まわ)ってみることにしました。
 
で、感想(かんそう)から言うと、大満喫(だいまんきつ)の旅(たび)でした。
私が思う高雄の魅力(みりょく)は以下の5つです。
 
① 一年を通して温暖(おんだん)な気候(きこう)
昼間の気温は既(すで)に30~32℃。冬でも平均気温(へいきんきおん)が20℃前後(ぜんご)なので、
東京の冬でさえ辛(つら)い私にはまるでパラダイスです。
 
② 都会(とかい)でありながら港町(みなとまち)
人口約277万の台湾第三の都市(とし)で、台湾最大の貿易港(ぼうえきこう)を擁(よう)する高雄は
異国情緒(いこくじょうちょ)が漂(ただよ)い、開放的(かいほうてき)な気分(きぶん)になります。
今年3月には大型(おおがた)クルーズ船(せん)のターミナルもオープンしました。
また、国際空港(こくさいくうこう)があり、成田から直行便(ちょっこうびん)で約4時間。近いですね。
  
③ 川沿(かわぞ)い、海沿(うみぞ)いの雰囲気(ふんいき)が特に良い 
愛河や高雄流行音楽センター、駁二芸術特区のあたりを散歩(さんぽ)すると本当に気持ちが良いです。
特に夕暮(ゆうぐ)れ時(どき)と夜景(やけい)が素晴らしい。
 
④ 台湾の古都(こと)で、グルメの街としても名高(なだか)い台南市に近い
台南は最初に赴任(ふにん)した街で、思い出深い街。
普通電車(ふつうでんしゃ)でも1時間ぐらいなので、気が向いたときにふらっと行くことができます。

⑤ 音楽が盛(さか)んである
台湾政府の方針(ほうしん)で、高雄市を台湾南部の音楽の中心地(ちゅうしんち)としているそうです。
最近では台湾の大物(おおもの)アーティストである張惠妹と五月天の同日(どうじつ)コンサートや、
K-POP の BLACKPINK の来台公演(らいたいこうえん)が話題(わだい)となりました。
また、街中(まちなか)には楽器屋(がっきや)やライブバーがけっこうあります。
 
今回、特に心を掴(つか)まれたのは で、高雄流行音楽センターを始めとする
この街の変貌(へんぼう)ぶりには驚かされました。
昼間は自転車で市内(しない)の楽器屋やレンタルスタジオを巡(めぐ)ったり、
夜はライブバーでどんなバンドが演奏(えんそう)しているのかを聴きに行ったり、
旅行というよりはむしろリサーチみたいな行動(こうどう)をとっていました (笑)
 
今後、音楽の街としてどのように発展(はってん)していくのか、ますます楽しみです。
 
♢港都の新たな魅力 高雄流行音楽センター 台湾文化部HP

♢駁二芸術特区HP https://jp.pier2.org/
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さて、ここからはグルメ情報(じょうほう)。今回いろいろ食べた中で、
思わ「う~ん!!」と唸(うな)ってしまうほど美味しかった3つをご紹介します。
 
♢黄家肉燥飯の肉燥飯 *小椀30元(約130円)
生徒さんが教えてくれた肉燥飯の名店(めいてん)。2022年ビブグルマン獲得(かくとく)。
豚(ぶた)の脂身(あぶらみ)がたっぷりの柔(やわら)らかい肉燥が、口の中で溶(と)けていきます。
そこから肉燥の甘さとしょっぱさがご飯とあいまって絶妙(ぜつみょう)な味わいに。
高雄から地下鉄(ちかてつ)か在来線(ざいらいせん)に乗(の)る必要がありますが、
一度は行く価値(かち)があるお店だと思います。
住所:高雄市橋頭區橋南路106號  

♢洪家炒飯の蝦仁蛋炒飯 (エビ玉子炒飯) *80元(約350円)
六合夜市にある屋台(やたい)。油が多めでしっとりとしたお米なのですが、ちゃんとパラパラ。
強火(つよび)でガンガン炒(いた)めているので、香(こお)ばしいことこの上なし。
滞在中(たいざいちゅう)に2回行きました。


♢大爺臭豆腐の臭豆腐 *70元(約300円)
同じく六合夜市にある屋台。臭豆腐の外はパリっと、中はしっとりとしています。
豆腐、キャベツともやしの酢漬(すづ)け、そしてタレが三位一体(さんみいったい)となる
味付(あじつ)けセンスに脱帽(だつぼう)です。
とにかくここのタレが絶品(ぜっぴん)。
こちらも2回行きました。

 
もし高雄へ行く機会(きかい)があれば、参考(さんこう)にしてみてください。^^
 
<今日の表現>
何度(なんど)となく
いったい何回行(おこな)ったか分からないほど、多くの回数を繰り返したことを意味する。
幾度(いくど)となくとも言う
 
例文:彼はその化学(かがく)の研究(けんきゅう)において幾度となく実験(じっけん)に
   失敗(しっぱい)したが、あきらめずに続(つづ)けた結果、遂(つい)に成功(せいこう)した。
 

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