どうも!
「カタカナ発音を撲滅し隊」隊長のARI T.です!
折に触れ
「聴こえない」というご相談を頂戴します。
聴こえない理由については、
色々なことをおっしゃる講師の方がおられ、
さまざまな方針の語学学校があり、
それは、
それぞれご自身のご経験やお考えに基づき、
どれもきっと一理あると思っています。
それぞれに「これがベスト!」と信じて、
生徒さんの利益を一番に考えて、
発信していらっしゃると思いたいです。
一方で
「聴こえない」とおっしゃる方々も、
何がどう聴こえないのか、
なぜ聴こえないのか、
ひいては「聴こえない」とはどういうことか、
を正確には把握できていない事がほとんど。
実際、原因も人それぞれです。
改善には問題の把握が、
絶対的に必要ですから、
まずは
そこから始めて欲しいと思っています。
たいていの方がおっしゃるのが
「イタリア人は早口だから」
です。
だから聴こえないのだ、と。
でた〜〜〜〜!
なのです。
はい、「でた!」ですw
十中八九、
本当に、
ほとんどの方がこれを口にされますが、、、
皆さん、私がこの数十年の間に、
「日本人ってほんっっっとに
早口だよね」
と何度イタリア人に言われたと思います?
数えきれないです。
みなさんはどう思われますか?
日本人は早口な国民だ、と思いますか?
イタリア人も、特別早口な国民ではないです。
聴こえないから、早口に聞こえるのです。
要はですね、
分からない言語は、
わからない音の言語は、
早口に聞こえるのですよ。
私もフランス語の発音を学ぶまでは、
「フランス人は早口だ」
と思っていましたよw
だけど正しい発音を学び、
自分が発音できるようになった途端、
フランス語が聴こえるようになりました。
びっくりするくらいに、
バッチリと。
発音できなくても
聴こえるようになる方法も、
もちろんあります。
圧倒的な文法知識と語彙力
がその答え。
「そんなに発音が上手じゃなくても、
文法をしっかり理解し、
圧倒的な語彙力があり、
かつ音に慣れる」
これで問題なく
リスニングできるようになるでしょう。
ただ、
やっぱり発音をよくする方が早くない?
と思うARI T.なのです。
音がキャッチできると、
知らない単語も聴き取れます。
意味がわからなくても聴き取れます。
そうするとですね、
語彙を増やした際に、
圧倒的に有利なのですよ、
「音をキャッチできる」という事実が。
単に単語がわかるというだけでなく、音に敏感になっておくと、
細かなニュアンスなどがわかるようになります。
言語というのは
単なる単語の繋ぎ合わせじゃないんですよね〜。
何より素敵です♪
エレガントです♪
どのレベルを目指すのか、
何を目指すのか、
それは生徒さんそれぞれですが、
発音がよくて損することはありません。
それでも、聴こえない理由は人それぞれです。
のんびりやるのも悪くないと思いますよ♪
でも、もしもお悩みなら、
まずはそのお悩みをご相談ください。
たぶん、お力になれると思います (^^)v