私のふるさと、福島県のほぼ中央に位置する、須賀川市。
江戸時代、"奥の細道" で知られる俳人、松尾芭蕉が、
弟子の河合曽良とともに立ち寄った場所です。
江戸をたってから約1ヶ月、白河の関を越えてすぐのことです。
須賀川宿の人々のもてなしに、二人はここ須賀川が気に入り、
なんと8日間も滞在するのです。
"風流の初や奥の田植えうた"
"ふうりゅうの はじめや おくの たうえうた"
芭蕉の、この有名な句は、ここ須賀川で詠まれました。
写真の和傘アートが展示された「風流のはじめ館」は、
俳句文化を中心とした和文化を学び、愉しむ場所と
なっています。