一人になりたいときのお気に入りの隠れ場
今週のテーマ:
一人になりたいときのお気に入りの隠れ場
2022年4月25日
今週のお題に沿ってコラムを書いていきたいと思います。
一人で何かを集中してやっている時って、
完全に自分の世界に入りますよね?
それって一人になってませんかね?
「場所」としての隠れ場って必要でしょうか?
私の場合はピアノを弾いている時、一人の空間になります。
好きな趣味等に没頭している時、
そして時間が早く過ぎるように感じるほど集中している時は
完全に自分の世界に入っているということで
たとえ実際の場所がどこであろうとも、
一人の世界になっている、一人の空間になっている
と思うのです。
ファミレスで勉強していて、気が付いたら1時間過ぎていたとか
昼間カフェで本を読んでいて、気付いたら外が暗くなっていたとか
周りに人がいても関係なく一人になれるわけですし
それとは反対に、部屋に一人でいたとしても
何かに集中して取り組んだりせず、SNSを見て過ごしていたら
それは一人ではないのではないでしょうか。
何が言いたいかというと
「一人になりたいときのお気に入りの隠れ場」は
実際に存在する場所じゃなくて、
自分で作り出すものなんじゃないかと思います。
でもこれって、訓練しないとできないんですよね。
しかも、
自分が夢中になれるものを探し当てた上で
集中力を高めるという難しさがあるので、
好きなことが自分の中にちゃんとある人は幸運な人なんだと思います。
そういうものを持っていない人の方が多いです。
だからこそみんな探しているわけで、
色々なことに挑戦してみることって本当に素敵な自分探しなんだと思います。
いくつになっても新しいことに挑戦するのは本当に素敵なことです。
初心者の生徒さんをレッスンするときにいつもそう感じています。