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Cafetalk Tutor's Column

HIRANO music school 講師のコラム

変わった食べ物?!音楽をやるには食が大事です

今週のテーマ: 今まで食べた中で、一番変わった食べ物

2021年8月11日

↑ 南信州のお米は今こんな感じです。早く新米の季節が来てほしい・・

変わった食べ物といえば、南信州には昆虫食があります。
(画像は載せませんが、内容が内容なので文字でも不快な方は読まないでくださいね)

でも
下の方には音楽をやるうえで必要な食の考え方についても書いてあります
(そっちはぜひ読んでいただきたいです)

心の準備はよろしいでしょうか?

        ↓

蜂の子(子が中心だけど、大人も混じっている)

蚕のさなぎ(繭のなかにいるやつ)

ザザムシ(川の中の石をひっくり返すと下にいる虫たち)

どれもお酒のおつまみでおいしいです。
醤油と砂糖で煮詰めてあります。甘辛くて美味しいです。
南信州にいらしたときは、挑戦してみてはいかがでしょうか?

南信州と関係ありませんが、ワニ、ダチョウ、マンボウなど変わったものを食べるのが好きです。


引き続いて
音楽をするのに大切な食について
書いていこうと思います

私が一番気をつかっているという印象を持っているのは、歌手です。
お米を食べると最後まで体力が維持できるというお話や、
歌う前には肉(ステーキや唐揚げ)を食べるという話はよく聞きます。
身体が楽器なので、体力を重視したり、喉に油をまとわせると声帯に良いなど
考えて食事をされている印象が一番強いです。
直前にウーロン茶を飲んで声がひっくり返ってしまったという失敗例
に伴奏でお付き合いしたこともあります。(油が切れたんでしょうかね?)

実は食については
それぞれの音楽家が結構気をつかっているテーマです。

ピアニストは本番前しっかり炭水化物をとっておかないと
長い演奏会の時には低血糖ぽくなるかもしれません(エネルギー切れ)
私は特に直前のパン食は避けています。
下手をすると途中でお腹が空いてしまいます。
さっき食べたばかりなのに?!
なにしろ頭の中はものすごい回転をしていますので
糖がどんどん消費されるのがわかります。
私は必ず発熱します(平熱+1℃は体温が上がります)

何はともあれ、
自分でコンディションを考えて食事をすることが大切です。
特に大事な本番の前は気を付けたいところです。

ちなみに金管楽器の奏者は体格の良い人が多いイメージがあると思いますが
あれは終わった後の打ち上げで飲みすぎ・食べ過ぎるからです・・
(怒られそうだけど事実!)
音が出ないかもしれない、外すかもしれないという不安を
抱えているから、ストレスフルなんですよね・・

指揮者は直前に少し体重を増やしておくこともあるそうですね。
一つの本番で1,2キロは当たり前のように痩せる方もいますからね。
(でも、それは汗なんだと思いますけど・・)

いずれにせよスポーツと同じで体を使って音を鳴らしますので
体格が変わると音も変わります。
ピアノを弾く時に、太い腕を持っていれば下ろしただけでも
大きな音が出ますからね。

皆さんも食について考えてみてはどうでしょうか?

自分のベストコンディションを知るということ、それに合わせていくということも
音楽の一つの技術ですので、食を考えることはとても大切だと思うのです。

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