こんにちは、日本語講師のAoi.rです。
先日、とても日本語の上手な上級者の生徒さんとのフリートークで
「先生、日本人との会話は難しいです」
と言われました。
「え、なんで?○○さん、とても日本語上手ですよ」
「だって、お土産を渡したら『すみません』って謝るんです。『悪いね』とも言われました。お土産渡すのは悪いことじゃないです。
それに『大丈夫です』っていうからOKの意味だと思ったら後から文句いってくる。
『結構です』もわかりません。日本人はどうやって理解しているんですか?」
「・・・・。」
そうなんですよね~。日本語の「曖昧単語」「真逆の意味でどっちでも使える単語」
「大丈夫」「結構」に関しては日本人でも100%わかるわけじゃないんです。
でも、あやふや・曖昧が心地よい日本人は100%わからないけど「たぶん・・・こっちだろうなぁ~」で判断しています。
って、はぁ? 「たぶん・・」でいいんですか? 確認しないんですか?
ってなりますよね~。雰囲気なんですよ・・。
前々回のコラムでも書きましたが、日本人は雰囲気で会話するんです。
全部言わなくてもわかるよね? 空気読んでね。忖度大事だよ。・・・という言語!
キャー怖い! なにそれ!
なんでそうなのかは前々回のコラムを読んでください。
少なくとも、日本語講師たる私は
感謝するときは「ありがとう」
人に声をかけるときは「すみません」
謝罪するときは「申し訳ありません」
OKは「はい、お願いします」
NOは「いいえ、結構です」
などハッキリと伝わる言葉選びをしないと・・・。と常日頃気を付けています。
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日本人との会話で「?」と思ったことがあったらぜひフリートークで謎解きをしましょう。
その時の状況を話してくださればわかる限り説明します。
また、その状況にあった角がたたない確認の仕方も説明します。
文法だけじゃ会話は成り立たない。
難しい日本語での空気の読み方をフリートークで勉強しましょう(*'▽')