企業での働き方改革が進められることで働く女性がフィットネスをライフスタイルに取り入れながら生き生きと女性としての人生を楽しむ環境が整えられつつあります。
生涯現役を前提に
婚活期
妊活期
産前産後
育児中
40代
50代
更年期
60代~
女性のライフステージ別の心と体の変化とピラティスの楽しみ方を紹介します。
産前産後も心と体の変化に合わせた運動を。
妊娠中期からの体力維持と省エネ出産で早い復帰を目指す
働く女性の産前産後はホルモンバランスの変化により精神的なバランスが崩れがち。
身体的にも妊娠初期、中期、後期、産後と、骨格も変化し血量も変化し人体や筋肉も緩んでから産後に戻るまで大きな変化を体験します。
自分も不安や不調を抱える中で、お腹の赤ちゃんを大切にしようとするあまり、運動を控えてしまう方も多いのですが、特に働く女性には体の状態に合わせたフィットネスを続けることをお勧めしています。
心と体の調子を整え、出産後ぼ育児と仕事の両立に向けて体力を維持する運動を取り入れていきます。
「産前産後」と一口に言っても女性の心と体は変化を続けますので、その時々の状況によってフィットネスの取り入れからも変わります。
まず、妊娠初期はつわりがある人も多く、血量が通常から徐々に40%も増えると言われていて、のぼせた状態が続く人もいます。
お腹の赤ちゃんや胎盤なども安定しておらず、この時期は、気持ちのリフレッシュを目的に体をほぐしたり骨盤底筋群もコントロール練習も取り入れます。
妊娠中期になると辛いつわりも終わり、赤ちゃんお安定期に入りママのお腹が出て来て胆道も始まり、ママになる自覚も生まれて精神的にはワクワク期に入ります。
フィットネスもこの時期には出産時の体の使い方の練習と産後に向けての体力維持がテーマになります。
ピラティスは全体的に引き締めるイメージがありますが、妊娠中機のピラティスは出産に合わせて腹横筋のあたりから参道に向かってチューブを絞って行くように骨盤底筋群は緩めたまま体幹部を使う練習をします。
そして妊娠後期を迎えると病院でも運動が奨励されるようになり、出産~産後に向けた体力づくりがテーマになります。
出産予定日が近づくといつ陣痛が来るのかわからないので外出を避けたり、体重も増えて動くことが億劫になり運動量が減りやすく、最後の約1ヶ月で体力や筋力を落としてしまう人も少なくありません。
お医者さんに相談しつつも、妊娠初期から後期にかけて。できる限り運動を続けると産後が楽に過ごせる可能性が高まるのです。
妊娠初期、中期、後期、産後に分けて、フィットネスのテーマも変える
産前産後は精神的にも身体的にも変化が大きく不安も多いもののフィットネスで変化への対応力も高められます。
お医者さんに相談しながら不安を感じない範囲で状況に合わせたフィットネスを継続しましょう。
ピラティスで締めるだけでなく、緩める運動も行いましょう
骨盤底筋群や骨盤周りの感度を高めることで出産時の体や呼吸の使い方が準備でき、力みすぎず、省エネで出産でき体へのダメージも最小にできます。
産後のリカバリーには妊娠中機~後期の運動が大切です
産後は6ヶ月くらいで子宮の状態や骨盤が元に戻るが、妊娠中に運動をしないと体力や筋力が落ち
臓器や骨格が十分に戻らないことによるヘルニアや子宮脱、腱鞘炎なども見られます。
特に高齢出産の場合、身体の修復力も弱くなりがちなので妊娠中も専門家の下で効果的な運動を取り入れたいですね。