美書講師のたかよです。
今月からカフェトークの新人講師になりました。
登録1週間もしないで、
プロフィールが良かった、ということで
新人講師ランキングで1位
を獲得しまして、大変名誉ある賞を頂き嬉しく思います。
美しい日本語を世界にお届けしたい想いで書道を続けております。
カフェトークでは
『書道』もしくは『鉛筆で』
のどちらでもご受講頂けます。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
さて、今週のお題は
【春の食べ物と言えば】で、
ドイツから春の代表的な食べ物を紹介したいと思います。
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初っ端から質問です!笑
元々、ヨーロッパ諸国の貴族のための食べ物であり、
現代は誰でも食せるということあって、
春になると店頭に並ぶのを今か今かと首を長くして待つ食材は
なーんだ??
答えは…
!!シュパーゲル!!
シュパーゲルとはドイツ語で白アスパラガスのこと。
日本では緑色のアスパラガスがお馴染みだと思いますが、
味も調理方法も異なるシュパーゲルは、
ドイツでは絶大なる人気の食材となっています。
早速ですが、シュパーゲルの歴史に触れたいと思います。
起源は5千年も前のこと。
エジプトのフレスコ画にも描かれていうことからその食材の歴史も物語れます。
わざわざ、記録として画に残すくらいの食材は国王にとっては
それはそれは特別な食材として振舞われていたのだろうと想像します。
その後は、エジプトからギリシャに入り薬用としてアスパラガスは
高く評価し始めました。
それからしばらくして十字軍の遠征と共に帰還したアスパラガスは
ローマ帝国の下に渡ります。
ローマ人はこの食材の作用が腎臓に良い作用があることを知り
【Apotheke】薬局に常備することになります。
それからも中世の時代も貴族に親しまれ、
今でも【Kaiser】皇帝の食として、
現代の食卓にはシュパーゲルをメインディッシュとして頂きます。
そんなシュパーゲル、どのようにドイツでは食卓に並べられるのか、
というと、茹でてバターたっぷりのオランデーズソースと絡めて頂きます。
シュパーゲルのお供は、
茹でたホクホクのじゃがいもとスライスハム(画像では牛肉)と頂くのが
典型的な食べ方です。
コロナ後、この時期にドイツまたはヨーロッパにいらして、
是非本場の皇帝料理シュパーゲルを召し上げってみるのは
いかがでしょうか。
他の料理方法は私のインスタグラム
@takayo_in_germany
でご紹介しています。
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