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Cafetalk Tutor's Column

Tutor Shimako.W 's Column

☆自分の人生の中で一番大きな冒険☆ Working holiday in Australia

Weekly Topic: The biggest adventure in my life

2021-02-25

みなさん、こんにちは!日本語&韓国語チューターのShimako.Wと申します。
このタイトルを見るだけで、何だかわくわくしますね。

そして、冒険といえば私が真っ先に思い浮かぶのが、Australia(オーストラリア)でのWorking holiday(ワーキングホリデー)です。

 私は、20歳の時に、家族で旅行したCairns(ケアンズ)とSydney(シドニー)で、オーストラリアにすっかり魅了されてしまい、「この国で暮らしてみたい!絶対戻ってくる!」と決意し、その半年後にワーキングホリデーでオーストラリアに飛び立ちました。
当時、英語はほとんど話せませんでしたが、「どうにかなる!」と、不安はありませんでした。

 西オーストラリアのPerth(パース)という美しい町で、ホームステイをしながら3か月間語学学校に通い、何とか一人で旅ができるくらいの英語力が身に着いた頃、オーストラリア一周の旅(ラウンド)に出ることにしました。

出発前夜、不安とさみしさで泣いていた私に、ホストマザーが「Life is an adventure. Have fun!」と言って、お守りにピアスとブレスレットをつけてくれました。

翌日、一人でグレハン(greyhound)と呼ばれる長距離バスに乗りこみ(現在はパースからは走っていないようですね)、涙ではれた目でパースに別れを惜しみつつ、私の冒険は始まりました。

グレハンは砂漠をひたすら走りぬけ、Adelaide(アデレード)まで36時間!オーストラリアの広さを実感しました!

さらに、MelbourneSydneyCanberraBrisbaneGold CoastTasmaniaまで、バックパッカーやYHAを転々としながら、観光地を見てまわったり、時には何もせずビーチで夕陽をながめたり。
今まで知らなかった町が、自分の足で歩き「自分の町」になっていくことがとにかく楽しかったのです。

また、トマト農場でピッキングの仕事をしたり、ファームステイで牛の乳しぼりをしたり、といった貴重な体験もできました。

一人旅でしたが、気がつくといつも「ひとりぼっち」ではありませんでした。
バックパッカーで出会った仲間と、それぞれの旅や人生観について朝まで語り合ったり、目的地が同じときは一緒にまわったりして、まさに「旅は道連れ」ですね。

当時、ワーホリ仲間の間では「出会い帳」というノートが流行って(?)いて、別れぎわにメッセージや連絡先などを書いてもらっていたのですが、その出会い帳は今でも私の宝物となっています。みんな、その後の人生をどんなふうに歩んでいるのでしょう。

私が旅していた20数年前(年齢が分かってしまいますね)は、まだ簡単にネットで情報を得たり、SNSや携帯電話で人とすぐつながれたりする時代ではなかったので、今思えば、不便なこともたくさんありました。
でも、だからこそ、時には道に迷いながら「地球の歩き方」や、ぼろぼろの地図を片手に歩きまわったり、人にたずね歩いたりして旅のだいご味を味わったり、一瞬一瞬の出会いやできごとが、心でより深く感じられたりしたのかもしれません。

真っ黒に日焼けし、髪はバックパッカーで出会った友達に切ってもらい、半年間の冒険でまるで野生児のようになった私を、ホストマザーはまた温かく迎えてくれました。

自分を応援してくれている人や、待っていてくれる人たちがいるからこそ、人は安心して冒険の旅に行けるのかもしれませんね。

このワーキングホリデーを機に一人旅の楽しさを覚えた私は、帰国後も東京から北海道まで電車で各地をめぐったり、タイのバンコクやアユタヤに行ったりしました。

この時の冒険の話はまたの機会に、、。

私の日本語&韓国語フリートークのレッスンでも、みなさんとこのようなお話ができたらうれしいです。
みなさんの冒険や旅のお話をぜひぜひ聞かせてくださいね!

では、今日もよい一日をお過ごしください♪

 

 

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