みなさん、こんにちは!日本語&韓国語チューターのShimako.Wと申します。
このタイトルを見るだけで、何だかわくわくしますね。
そして、冒険といえば私が真っ先に思い浮かぶのが、Australia(オーストラリア)でのWorking holiday(ワーキングホリデー)です。
私は、20歳の時に、家族で旅行したCairns(ケアンズ)とSydney(シドニー)で、オーストラリアにすっかり魅了されてしまい、「この国で暮らしてみたい!絶対戻ってくる!」と決意し、その半年後にワーキングホリデーでオーストラリアに飛び立ちました。
当時、英語はほとんど話せませんでしたが、「どうにかなる!」と、不安はありませんでした。
西オーストラリアのPerth(パース)という美しい町で、ホームステイをしながら3か月間語学学校に通い、何とか一人で旅ができるくらいの英語力が身に着いた頃、オーストラリア一周の旅(ラウンド)に出ることにしました。
出発前夜、不安とさみしさで泣いていた私に、ホストマザーが「Life is an adventure. Have fun!」と言って、お守りにピアスとブレスレットをつけてくれました。
翌日、一人でグレハン(greyhound)と呼ばれる長距離バスに乗りこみ(現在はパースからは走っていないようですね)、涙ではれた目でパースに別れを惜しみつつ、私の冒険は始まりました。
グレハンは砂漠をひたすら走りぬけ、Adelaide(アデレード)まで36時間!オーストラリアの広さを実感しました!
さらに、Melbourne、Sydney、Canberra、Brisbane、Gold Coast、Tasmaniaまで、バックパッカーやYHAを転々としながら、観光地を見てまわったり、時には何もせずビーチで夕陽をながめたり。
今まで知らなかった町が、自分の足で歩き「自分の町」になっていくことがとにかく楽しかったのです。
また、トマト農場でピッキングの仕事をしたり、ファームステイで牛の乳しぼりをしたり、といった貴重な体験もできました。
一人旅でしたが、気がつくといつも「ひとりぼっち」ではありませんでした。
バックパッカーで出会った仲間と、それぞれの旅や人生観について朝まで語り合ったり、目的地が同じときは一緒にまわったりして、まさに「旅は道連れ」ですね。
当時、ワーホリ仲間の間では「出会い帳」というノートが流行って(?)いて、別れぎわにメッセージや連絡先などを書いてもらっていたのですが、その出会い帳は今でも私の宝物となっています。みんな、その後の人生をどんなふうに歩んでいるのでしょう。
私が旅していた20数年前(年齢が分かってしまいますね)は、まだ簡単にネットで情報を得たり、SNSや携帯電話で人とすぐつながれたりする時代ではなかったので、今思えば、不便なこともたくさんありました。
でも、だからこそ、時には道に迷いながら「地球の歩き方」や、ぼろぼろの地図を片手に歩きまわったり、人にたずね歩いたりして旅のだいご味を味わったり、一瞬一瞬の出会いやできごとが、心でより深く感じられたりしたのかもしれません。
真っ黒に日焼けし、髪はバックパッカーで出会った友達に切ってもらい、半年間の冒険でまるで野生児のようになった私を、ホストマザーはまた温かく迎えてくれました。
自分を応援してくれている人や、待っていてくれる人たちがいるからこそ、人は安心して冒険の旅に行けるのかもしれませんね。
このワーキングホリデーを機に一人旅の楽しさを覚えた私は、帰国後も東京から北海道まで電車で各地をめぐったり、タイのバンコクやアユタヤに行ったりしました。
この時の冒険の話はまたの機会に、、。
私の日本語&韓国語フリートークのレッスンでも、みなさんとこのようなお話ができたらうれしいです。
みなさんの冒険や旅のお話をぜひぜひ聞かせてくださいね!
では、今日もよい一日をお過ごしください♪