他の曲もそうですが、今回のプログラムの曲目はヴァイオリンの音の数が多いものを敢えて選びました。
こういう曲こそ弾いていて楽しいですね。

今回一緒に演奏したピアニストもトリノに住む音楽家で、私が初めてトリノで知り合った日本人でもあり、そこそこ長い付き合いです。

コロナの影響もあり、入場の際は事前予約が必要な事と、屋外での演奏会となりましたが普段の演奏会とほぼ変わりなく演奏する事が出来たと思います。

ただ、地面が砂利だったので靴に砂利が入った事と、花や果物のある庭園だった事で蜂が時々私たちの周りを飛ぶのが怖かったのが唯一の気になった事でした。


演奏会のプログラムはスペイン系の作品とタンゴという事で暑い外で熱い演奏をしなければならず、なんだか暑苦しかったかな…なんて思っていますが、暑い時に敢えて辛い物や熱いものを食べて汗をたくさんかく様な感じでしょうか。

終わった後の爽快感はなかなかのものです。

暑い時こそ難しいパッセージのある曲を練習して汗を流してみるのも悪くないと思います。