センター直前ということで、僕が現役時代(1998年)のセンター数学に実際に役立った「小技」の話をします。積分です。
この「小技」、センター前日に友だちに教えてもらったんだけど、次の日、本当に使う場面に出くわしました。積分の面積を求めるんだけど、これ数Ⅲの公式使わないと間に合わないだろ、ていう複雑さだったんですよね。文系なんで当然そんな公式知らない。だから超時間なくて焦ったんですよ。
さて、その小技(裏技というには気が引ける)はこういうこと。
図の面積は必ず2:1になります。ただし、必ず、放物線の頂点が長方形の頂点になっていることが条件です。
証明は以下な感じ。
長方形は、
放物線とx軸に囲まれた面積は、
長方形:放物線とx軸に囲まれた面積=3:1になってます。
あたりまえっちゃああたりまえなんですが。。
(ちなみに平行移動すればbx+cがある式にも当てはまるので、そのへんは省略します)
で、実際に受けた1998年数学の問題がこちら。
小技は(2)で使います。
(1)までの結果を使って、図にするとこんな感じ。
これが!!前日小技を伝授された僕にはこういうふうに見えたんですね〜〜
だからこんな風に計算して答えが出ちゃった。
ほんとうならこういう計算をしないといけないんだけど・・・数Ⅲを知らない文系には少々きつい計算です。
以上です。小技を集めよう!と言いたいのではなく、最後まで諦めずに努力し続けるとなにかいい事があるかも!?ということをお伝えしたいです。受験生の皆さん頑張ってくださいm(_ _)m