こんにちは!
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もうすっかり年末ですね。
昨日は仕事納め、今日から冬季休暇に入った方達も多いと思います。
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さて今回は、タイトルのとおり 시리다 (シリダ) という動詞について書いていこうと思います。
この「시리다」という動詞、前にどんな身体部位が来るかによって意味が変わってくる、おもしろい動詞なんですよ!
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まずは、手(손)や足(발)などの場合。
(손이 시리다 / 발이 시리다 など)
動詞の前に来る身体部位が
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「(痺れるように)冷たい、冷える」
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という意味になります。
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でもこれが目(눈)の場合だと
(눈이 시리다)
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「眩しい、(目が)しみる」
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と少し意味が変わってきます。
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そして歯(이/이빨)の場合は、
(이가/이빨이 시리다)
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「歯が痛い、(歯が)しみる」
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という意味に。
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と、ここまで見てみると、시리다 という動詞は大まかに言うと
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「痺れるように冷たい、しみる」
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という意味だということがわかりますね。
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ただし! この 시리다 には例外があるのです。
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前に 脇腹(옆구리)という単語が来ると、
(옆구리가 시리다)
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直訳は
「脇腹が冷える、スースーする」
ですが、本当の意味は
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「恋人がいなくて寂しい」
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つまり、腰に手を回してくれる相手が欲しい!(泣) という意味になるのです。
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そして最後に、胸(가슴)。
(가슴이 시리다)
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「心の中に、冷たい風が吹き抜けるように痛い」
というニュアンスですが、おそらくこの表現は韓国語特有の意味合いがあり、
こればかりはピンと来る日本語訳がありません。。
100%ピッタリ当てはまる日本語訳はないけれど、
「胸がキュンとする」
をもっと悲観的且つ情緒的に表す表現だと思っていただければ。
(それでもちょっびりわかりづらいかな?)
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ではこの表現を使った有名なフレーズを、ひとつ。
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가슴 시린 첫사랑의 추억
(胸がキュンとする初恋の思い出)
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甘いような苦いような、痺れる感覚が胸に広がる感じが、この 가슴이 시리다 から自然と感じ取れれば、
あなたはもう韓国人!(なんちゃって^^;)
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さて、いろんな意味で(?)特に寒いこの時期によく使われる 시리다、うまく活用してくださると嬉しいです。
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今年は皆さまのおかげで順調な韓国語講師のスタートを切ることができました。
感謝申し上げますとともに、来年も変わらぬご愛顧をよろしくお願いします!
来年も皆さんとともに楽しく韓国語を勉強していけたら、と思います。
皆さんも楽しい韓国語学習ライフを送ってくださいね。
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では、良いお年を!