こんにちは、CHIHIROです!
今回は、前回のコラムで紹介した路上パフォーマンス、マドンナーラの制作工程を載せたいと思います。
先日もイタリア人の友人からのリクエストで、ポケモンのヒトカゲを描いてきました!
市によって多少の違いはありますが、サイズは3m×3m以内が大体の規定サイズです。
大きい絵を描く時は全体のバランスを見る事が少し難しくなります。ほとんどのマドンナーリと同様、下絵にマス目を描き、同じ比率で描けるよう地面にも印をつけます。
目印を頼りにあたりをつけていきます。
ここでパフォーマンスの特徴をひとつ。
目立つところから"仕上げて"いくことが普通の絵の描き方と大きく違うところです。
普通は全体のバランスを見ながら全体的に描き進めていきますが、パフォーマンスの場合は描いている間も見る人の目に止まることが大事なので、このような描き方をします。
先日は、天気予報で晴れを確認して開始したにも関わらず雨に打たれてしまいました…。
一度雨に流されましたが、夏の暑さのおかげで2時間ほど待つと地面が乾いて再開することができました。再開といっても一から描き直しでしたが、多少あたりは残っていたので、一時間ほどで顔が仕上がりました。
わたしは模写だけで終わらせることはしないので、このように模写部分を仕上げてから別のイメージを足していっています。
ポケモン効果で色々な国の小さな子供達が周りを囲んでくれて、楽しく制作を終えました。
次回は、毎年マントヴァで行われるマドンナーリの大会をご紹介します!
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鉛筆画の描き方レッスン