フィリピンに引っ越して2か月ほど経った時、日本にいる姉から「親の介護」について、何故だか夜中に電話で連絡を受けました。もう姉一人では親の介護に限界が来ていると。すぐ一時帰国しようかと思いましたが娘の学校もあるので、冬休みを待って一時帰国しました。
海外在住者にとって「親の介護」はかなり深刻な問題で、親の介護のために海外駐在を断念したり、妻子だけ日本に戻るケースもあります。
私は運が良い事にケアマネジャー、理学療法士、母、私を含めテレビ電話で会議を開催してもらう事ができ、今後のおおまかな方針を海外にいながら母と一緒に決めることができました。ITの進化は素晴らしいと実感しました。
一時帰国し、将来的に施設への入居なども視野に入れて施設斡旋会社を訪問したり、通所リハビリに通えるように手配したり、歯医者、美容院、買い物など車椅子生活になった母を介護しています。
この記事をご覧になってくださっている方の中にも「親の介護」で悩んでいらっしゃる方がいるかもしれません。一人で悩まずに、誰かに心の内を話してみるとぐっと問題解決に近づく事があるかもしれません。
いつでもご相談に乗ります。両親の介護を計15年ほどしております。どうぞお気軽にお声掛けください。